Dizzy Gillespie/At Newport2005/11/30 21:05

dizzy at newport
カエルのおっさん(失礼な!)の、
のりのりLiveです。
いわゆるBig Band形式です。
私の頭の中で、DizzyはBluesmanに分類されちゃうんですよね。
斑尾JazzではB.B.と大Blues Sessionしましたし、
(DizzyはおじさんB.Bはおばさん?でした)
なんかあか抜けない、とぼけたおやじで、しゃべり方や持ってる雰囲気が、
もうBluesなんですよね。

いかんなー。
なんか偏見あるなー。
Jazzは都会的でおしゃれ、Bluesは田舎臭くて小汚い…
たしかにそうかも、
いややっぱりその通り!?

じゃDizzyは
やっぱBluesじゃん!
1曲目からアップテンポのハードなナンバー。しかもDizzy's Blues!
ほらみろやっぱり彼はブルーすまん(←勝手に変換してたのでそのまま採用)。
2曲目、ディジーの楽しいヴォーカル。これもBlues進行(どうもRockのアンサーソングのよう)。
3曲目、なんか客に受けてる いい雰囲気。
やっぱりMCでうけないと一流ブルーすまんとは言えないからね。
いやらしい踊り子さんが出てきそうな曲。これぞサックス、スケベな音だ。
4曲目、ラテンリズム、チョッピリ、アフロに感じるのは私だけ…。
5曲目、スローナンバー、ふくよかなペットの響きがいい。
おっ、ジャジーだねー。しっとり都会の夜…。
Dizzy、やればできるじゃない(さっきから失言すみません)。
6曲目、ドッパエー(「超速い」名古屋弁)、そして戦い。
7曲目、ビッグバンドの魅力たっぷりのアンサンブル。軽快に心地よく跳ねる、ウィントンケリーのピアノ。
8曲目はゲスト、メアリールウの力強くリズミカルなピアノ。
豪快にたたいてる、低音のリフが結構Rockだー。
呑んだ後、締めはラーメン、お茶けどっち派?
今日の締めは、Dizzyお決まり“チュニジアの夜”!

ついつい友達のLive感覚で語ってしまいましたが、そこがDizzyの親しみやすい良いところ。
メンバーもウィントンケリー、リーモーガン等、超豪華よだれもの。
ここでのDizzy Gillespieは将来を背負って立つ若造相手に、
本当に音楽を楽しんでいるようです。
JazzもBluesもRockも関係ないんです。
良い音楽を演奏し、聴いてもらい。一緒に歌い、踊り、喜び…
いいですねー音楽って!

Dizzy Gillespie/At Newport 1958 POLYGRAM RECORDS,INC. POCJ-2073
1.Dizzy's Blues
2.School Days
3.Doodlin'
4.Manteca Theme
5.I Remember Clifford
6.Cool Breeze
7.Zodiac Suite
8.Carioca
9.A Night In Tunisia

DIZZY GILLESPIE AND HIS ORCHESTRA
Dizzy Gillespie tp.vo.
Lee Morgan tp.
Ermit Perry tp.
Carl Warwick tp.
Talib Daawud tp.
Melba Liston tp.
Al Grey tb.
Chuck Connors tb.
Ernie Henry as.
Jimmy Powell as.
Billy Metchell ts.
Benny Golson ts.
Pee Wee Moore bs.
Wynton Kelly p.
Paul West b.
Charlie Persip dr.
Mary Lou Williams p.

コメント

_ シェイズのバンマス ― 2005/12/01 10:02

カエルのDizzyおじさんとBBおばさん・・・いきなり吹きだしてしまいました!
あのじいさん達、サイコーにおもしろいです。彼らがBluesであろうとJazzであろうと、若い頃はそうとう悪さをしてたな、と思わせるヤンチャな雰囲気がその音楽に見え隠れして・・・そこいらが楽しい音楽を作っているバックボーンですね。

ところでBig BandのTrp.セクションは大体4~5人いるんですが各人それぞれハーモニー上での役割があると聞きます。若い頃やってたブラバンでの知識では説明がつかないので、どなたかBig Bandに詳しい方、教えてくださいませんか。

_ テーラー ― 2005/12/01 23:47

>シェイズのバンマスさま
会社のバンドの人でsaxの人がいますので聴いてみます。
なんかはもったりするんでしょうね。
聴いててもそこまでわからないですね。
tp.かtb.か音程変わるとどっちなのか?
g.&にわかb.の私には…
Swinggirlsに聴いてみましょう。

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