ヒア・アンド・エイド/スターズ2006/06/11 17:24

hear'n aid
先日、HR/HM通の知人よりDVDが届きました。
我が家にカセットテープしかなく(当時レンタルレコードを借りてきて録音したもの)
ずっと探していたものでした。
毎年行っている、名古屋ミュージックアワードの際「あれ持ってる?」って彼に聴いたところ、
「もちろん。映像もありますよ」ということで是非にとお願いしていたものでした。
Hear 'N Aid/Stars…
Band AidやU.S.A. For AfricaそしてLive AidとPop Musicianが世界規模のチャリティーを開催
カントリーの人までなにやらやってた時期です。
HR/HMの兄ちゃん達は、そのLoudな音と、長い髪、独自のファッション性、ドクロや悪魔、地獄のイメージから
なかなか仲間に入れてもらえず(?)、1986年自分たちだけで立ち上がりました。
世の健全なギター小僧は、やんや、ヤンヤの大喝采でこの歴史的イヴェントに拍手しました。
テーラー少年ももちろんその中の一人。
ハヤ弾きギターは不得意なものの、天使の歌声?を持っていたその頃はハイトーンヴォーカル命でございました。
ここでのハイトーンヴォーカル合戦、ハヤ弾きギターバトルは、
その企画自体が、とんでもなく、また良い意味で馬鹿馬鹿しく、痛快です。
世界初のMusicianによる「自己満足王」「自己チュウわがまま王」決定戦です!
Vo.が
Ronnie James Dio, Dave Meniketti(Y&T), Rob Halford(Judas Preast), Kevein Dubrow(Quiet Riot),
Eric Bloom(Blue Oyster Cult), Paul Shortino(Rough Cutt), Geoff Tate(Qeensryche), Don Dokken(Dokken)
G.が
Craig Goldy(Giuffria), Eddie Ojeda(Twisted Sister), ViVian Cambell, Brad Gills(Night Ranger), Neal Schon,
Yngwie Malmsteen, Carlos Cavazo(quiet Riot), Donald Rosser(Blue Oyster Cult)
個人的にはロニーとポール・ショーティノ(Rough Cutt)のVo.がお好み。
やっぱ提唱者のロニーはカッコいいです。
存在感も抜群。貫禄充分。この手のミディアムテンポの泣きの歌は天下一品!
ロニー節が炸裂してます。
ギターは
わたしの永遠のライバル????(同じ1963生というだけで勝手にライバル視させていただいている)
イングヴェイマルムスティン!
特に4コーラス目の頭の出だしのなんとドラマティックなこと。美しい!
よくこういうのをよく「臭い!」っていいます。
そしてイングヴェイのつくる音楽はこの手の臭さがあまりに鼻について好きではないのですが、ここではゆるす!
ヘヴィメタはこれぐらい臭いのがまたいいんだよ!(時には)
Am→F→G
お約束の超臭いコード進行に
お約束のドラムのオカズ。
お約束通りのハイトーンに
お約束以上のギターバトル
水戸黄門やジョンウェイン西部劇、ウルトラマンの様にしっかり筋書き通り。
でも、この「待ってました感」は気持ちいいんです。
そしてひとたびネックを握った彼らはもはや他人になんか目もくれない。
ひたすら速く!ひたすら正確に!ひたすら自己主張!
そうです彼らは立派なアスリートなのだ!
ただひとつ気になるのが、ニールショーン。
久しぶりのハードに弾きまくりで嬉しいのと、テクニックひからかして差をつけたくてウズウズしてるのは分かりますが、
ここではテクニックではなくセンスを出してほしかったなー
意外と印象薄いですよ!
まっ彼も若かったってことかな。
DVDでもの足りず、ネットで検索してみたらCDが…
うれしくなって買っちゃった!
はっきり言って1曲目以外は聴いていません!

Hear 'n Aid/Stars 1986 Hear 'N Aid, Inc. Nippon Phonogram Co., LTD. PHCR-4218
1.Stars Hear 'n Aid
2.Up To The Limit Accept
3.On The Road Motorhead
4.Distant Early Warning Rush
5.Heaven's On Fire Kiss
6.Can You See Me Jimi Hendrix
7.Hungry For Heaven Dio
8.Go For The Throat Y & T
9.Zoo Scorpions