トト/ターン・バック2007/12/22 11:06

turn back
トトの3rdアルバム
80年なんてもうかれこれ30年近くも前になっちゃうのですね。
だいたいこのぐらいからドラムの録音が確立されて来ましたね。
いわゆるスネアにゲートリヴァーブなどが効果的にかかり
演奏者はこぞって深胴へ
ドラムの音量も格段に大きく、ワイドに…
たぶんリミターやコンプが嫌み無く使いはじめられたころのため
楽器の定位がくっきりと分離されたからでしょう
(それまではどうしてもこもってた)
ディジタルの機器が登場し始めたころかその直前
(アマチュアはまだアナログしか無かったころ)
とくにベースの音とドラムの音は(特にライヴ盤)綺麗な音になりました。
丁度そのとき、胸ときめかせて聴いてたのが
ジェフ・ポーカロとコージー・パウェルのドラムでした。
(ジンジャーは別格、彼は片チャンからツーバスでいいのだ)
1st、2ndより、格段にドラムが全面にでているこのアルバムは
とにかくぶっ飛びました!
ちょっと歪んでますよね(なにせLPで聴いてるんで)
TOTOのなかではハードロック色の強いアルバムということで
スティーブ・ルカサーギンギンです。
でも、後期のルカサー天国のTOTOより
ポップなのに大人…
なんとも初期のTOTOらしさを感じるのはやはり
ジェフのドラムと、なんといってもデヴィッド・ハンゲイトのベースでしょう。
この2人がいればさしものルカサーも
わがまま言えなかったのでは…
Goodbye Elenoreのなんとカッコいいことか!
ハードでいながらポップでチャッチー!
8曲ってのもいいですね
最近のCDは15〜20ぐらいあって
はっきり言って飽きちゃいます
そのくせボーナストラックなんて…いらねーよ!もういい!
ルカサーのギターもエッジが聴いてて痛快だし
キーボード2台が織りなす
華麗でしかも無駄の無いシンプルなアレンジ
でもこのアルバム評価低いんですよね、なぜか
1st、2ndの完成度の高さ
そして4thにいたってはついにグラミーまで上り詰めた訳ですから
しょうがないかな
青春に胸躍らせて聴いていた
ふすまで閉ざした二階の1部屋が思い出されます
(たまに夢に出て来ます。今はもう改築してありません)

TOTO/Turn Back 1981 CBS/SONY 25AP 2000
Side One
1.Gift With A Golden Gun
2.English Eyes
3.Live For Today
4.A Million Miles Away

Side Two
1.Goodbye Elenore
2.I Think I Could Stand You Forever
3.Turn Buck
4.If It's The Last Night

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