パパ・ウエンバ2006/07/12 22:37

papa
1988年アフリカ、コンゴ民主共和国(旧ザイール)の英雄
パパ・ウエンバ初のインターナショナルアルバムです。
ちょっと前紹介した、奥村恵子さんがメンバーになったのがちょうどこの後頃ではないでしょうか。
ひとよんでルンバ・ロックだそうで。
アフリカンポップスってこんな感じ…ってなもんです。
最初スピーカーからやや小さめで聴いてたので、
結構こぎれいで、なんかパワー感じないなーと思っていたのですが。
帰宅途中の電車の中でMY I PODで大音量で聴いていたところ、
見えてきました、見えてきました。
元気に飛び回って歌い踊るメンバー達が…。
いいぞいいぞノリノリだ!
録音が軽めなので小さい音では気がつかなかったのですが、
凄いこのLIVE感!
熱気ムンムン!
なにより歌が力強い!またこの強い声でハモるんですよ、綺麗に!
ギターが高音のリフを繰り返し(アルペジオとはちょっとちがう)
ドラムは淡々とリズムを刻み、ベースが軽やかについていく…。
ほんと小さい音では気がつかなかったのですが、
これらのバッキングにパーカッションがうまく絡み、
なによりヴォーカルがリズムに絡んでくるんです。
そうすべての楽器がすべてのリズムが気持ちよく交わって、
すんごいパワーで迫ってくるんです。
大迫力!
思わず電車の中で腰振ってました。ふりふり…
最近はこの腰ふりが日課になってしまって、
これやりたいが為に、会社行ってるみたいな(朝会社つくと帰り時間が待ちどうしい)。
朝は、オネム感覚をもそっと味わいたい気分なので、小さい音で軽やかに…
なんか最近アフロおぼえて、ちょっと気分がいいんです!
なにかもやもやが吹っ切れたような、なにかがはじけたような、
感覚的な何かをつかんだというか、目標がやっと見えたというか。
単純にこんなのやりたいってのもありますが、それともちょっと違うなにか…。
こころの余裕か自信かよりどころか、おぼろげながらのものが形として見えて来たというか…。
とにかくアフロです。
確実に何かを植え付けてくれました。
奥村さんの本の中では、インターナショナル路線に行ってしまったパパは
いわゆるアフロなパワーが半減しているというように書いてました。
本当のこの人はもっと土着な濃い味でガンガンくるんでしょうね。土着黒汁〜
なんか想像できます。でも想像以上でしょうね生見たら。
これ以前のも探してみよっと。
このパパって人日本公演をしたらしく、えらい日本を気に入ってたみたいで
(じっさい奥村さんとこのときであっていきなりステージ上げてセッションだったらしい)
2曲目なんか、もしもし。ありがと、みなさんこんばんわ、あおやま、ろっぽんぎ…
ラップのごとく、歌いまくっております。
さいこーにたのしいですよーーーん!
母なる大地が与えたもうた人類共通の喜び…音楽!
ビバ・ラ・ムジカ!!!

Papa Wemba 1988 Sitern's Africa RICE Record SAR-106
1.M'fono Yami ム・フォノ・ヤミ
2.Bakwetu   バクウェトゥ
3.Analengo   アナレンゴ
4.Mukaji    ムカジ・ワニィ
5.Bombayi   ボクラカ
6.Hambai Ede アムバイ・エデ
7.Esclave   奴隷