イラケレ・イン・ロンドン2006/03/24 22:18

irakere
IRAKERE/LIVE AT THE RONNIE SCOTT'S
WBCでのキューバとの死闘も終わりましたので、
王ジャパン優勝記念として?
キューバのジャズバンド、イラケレの紹介をします。
アフロ・キューバン・ジャズなんてよく言いますが、
イラケレは、ハイパーテクニック&ハイパーテンションなインストロックとでも言いましょうか、
とにかくぶっ飛びです。
初めてイラケレに触れたのがなんと'93斑尾JAZZ FES!
キューバンサウンドにはもってこいの、もちろん梅雨明けの真夏の青空!
芝生の上でビール呑んで、狂喜乱舞!
音の洪水に一気に飲み込まれた瞬間でございました。
リーダーでピアニストのチューチョ・バルデスを中心に総勢11名、全員出し惜しみ無しのテクニックばりばり。
特にベースのCarlos Del Puertoは最初っからイケイケ。
今まで見た斑尾LIVEの中でもテンションの高さはピカイチ。ザビヌル・シンジケート、いやいやそれ以上かも。
とにかく硬い音の固まりがぶっ飛んでくる感じでした。
とはいっても決して堅苦しくなく、やはりラテン、底抜けに明るいのです。
パーカッションがたまんなく良い。
音楽って楽しいものなのだという当たり前のことをおもいっきし教えられた感じがしました。
本アルバムはちょうど斑尾来日1ヶ月前ぐらいに出たロンドンでのライヴ版で、選曲もほぼやってくれたものと同じようです。
いつ聴いても斑尾の熱い、そしてさわやかな風を感じさせてくれます。
チューチョさんはBLUE NOTE東京にも来ていたようですが、また体験したいミュージシャンですね。
でもやっぱりイラケレで…。
野球の敵をとりにおいで。
熱帯ジャズ楽やオルケスタデラルスが束になってもかなわねーだろーな(私の個人的感想ですのでファンの人ご免なさい)
ところでイラケレが凄かったのはステージ終わってから。
ベースの人ともう一人が客席の最前列に陣取って、隣のジャパニーズねーちゃんにちょっかい出し始めました。
最初は上手にフェザーに優しくタッチタッチ…。だんだんノリノリエスカレート。
そして…キャッホラ!キャッホラ!ヤ〜ン!
なにしとんねん!
ステージ上の他のバンドそっちのけでチチくり合う青空の下での仰天セッションに観客もクギづけ!
さっきまで大絶賛だったベーシスト君も一気に信頼をうしなったのでございました。
それにしてもラテンの血はすごい!
うらやましいかぎりで…

IRAKERE LIVE AT THE RONNIE SCOTT'S
BLUE NOTE 1993 CAPTOL RECORDS.INC  TOCJ-5832
1.NEUROSIS
2.CUANDO CANTA EL CORAZON(WHEN MY HEART SINGS)
3.MIRANDO ARRIBA(LOOKING UP)
4.FLUTE NOTES
5.MR.BRUCE
6.CLAUDIA

コメント

_ 名古屋の殿様 ― 2006/04/02 23:12

誰もコメントしないので・・・

マダラオのライブ、圧倒的でしたね!イラケレ
冷静に聞くと 難しいっ。 リズムの裏表がワカラ~ン!

でも なにも考えず身をまかせると おぉー!たのしい。

それにつけても ベースのおにぃちゃん。 
恐れ入りました!  
艶のある演奏とスケベ度は比例するのでしょうか・・・。



_ テーラー ― 2006/04/03 23:54

>名古屋の殿様さん
また見たいよね。
斑尾で!
ラテンはすごい!
腰つきもすごかった?

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