谷地温泉2010/08/25 11:52

遅めの夏休み
青森へ
のんびり車で…
途中黒石ICで降りて八甲田山方面へ
視界1メートルほどの真っ白い霧の中
酸ケ湯温泉を通り越して
谷地温泉へ
日本三大秘湯
なんて書いてますけど
どんなもんなんだい?
ってかんじで到着
500円はらって中はいってみると…
秘湯!
木造のなんともいつ倒れてもいいような味のある造りに
同じく木造の湯船
6畳ほどの小さな湯船が2つ
奥の方が白いぞ
ってことで白濁の奥の方へ…
いい匂いだこりゃ!
よく、腐ったたまごの匂いって言うけど
ほんとそのとおりいい匂い!
そうか、腐ったたまごはいいにおいなんだ…

温度もちょうどいい40度ぐらいでしょうか
こりゃくつろげるわい
壁に書いてある説明書きをよくよく読んでみると
今入っている白い方が
「上の湯」
ちょっと近所からお湯をひいてきているものだそうで
熱い方の湯、だそうです
えっ、こっちが熱い方?(と言うぐらいのちょうどいいぐらい)
それじゃ
「下の湯」は?
白濁が上の湯ほどではなく(白いけど)
おいしいそうなたまごの腐った匂いは同じで
真下からそのまま出ているお湯だそうです
温度はなんと36、7度
はっきりいってぬるい水風呂
生生の源泉ですから
ぬるくても効き目はあるんでしょうね(信じますよ)
熱めの湯に入ると、長風呂が出来ないですけど
これならどんだけでも入っていられます
ジサマが2人、早口の津軽弁で、
「カツオが…ミツオが…タケジロウが…」
いっぱい登場人物がいます
「わげものがこねぐなってまっての」
「あれまだ、しんでまったのさ」
ネイティブな津軽人の会話に、耳がダンボ
ところどころ聞き取れないところがありましたが
これぞ秘湯!
お湯と訛りにどっぷり浸りましたとさ