トロピカル・マリンバ/バラフォン・マリンバ・アンサンブル2006/08/22 22:15

tropical
1981年アメリカで結成されたバラフォン・マリンバ・アンサンブルを紹介します。
またまたタワーレコードのワールドミュージックコーナーでいいものを発見。
全くここはパラダイス。
何時間でもいられて、何枚でも買ってしまいます。
試聴も出来るので、気に入ったのは即Get!
その中の1枚です。
夏らしいのがほしいなと思い、レゲエやらカリブやらアフロやらブルースやら(おやおや、なんとも黒っぽくなっちゃうじゃありませんか)。
そこに現れし1枚の素朴な音集。
最初はバラフォンという言葉に挽かれました。
バラフォン、それはアフリカの楽器。マリンバ(木琴)の原型で、木の鍵盤の下は大小のひょうたんが付いていて、それが程よい共鳴となんともいえない響きを演出してくれるのです。
心地よい素朴な楽器バラフォンを中心に、マリンバやティンバレンス等のパーカッション、多分スティールパン(ドラム缶を使った楽器)と思われるカリブっぽい音まで入っています。
ライナーによると、やはりアフロ色が強いらしく、ジンバブエの曲なんかを取り上げているようです。
曲調はいわゆる「ド・レ・ミ」の音階で明るくリズミカル。
幼稚園児からおじいちゃんおばあちゃんまで踊れる、たのしい愉快な曲ばかり。
アフリカの大地よりもどちらかというと私はカリブ海風のイメージが強い気がしました。
のんびりと、リラックスして聴けます。
リズムは結構激しいので心はウキウキ!
夏の海辺にはサイコーです。
リンボーダンスでもしたくなるような、いやスイカ割りかな、とにかく楽しいみんなの音楽です。
まあ全曲同じ感じといえばそうなります。
たいがいこの手の音楽は全部パターンが一緒、またそうでなくてはいけないですよ。
盆踊りだって、フォークダンスだってだいたい同じような曲でしょ。
しかし木の音っていいもんです。やさしい音です。温かい音です。でも涼しいカリブの海です。
なんかこんなのばっか聴いてると、色んな国に行ったような錯覚に陥ります。
ほんと、都合のいい安上がりな性格です。(安く上がり? 結構CD買ってるし)
たまにこうやって、ロックやブルース、ジャズなどの本気モード音楽(なぜか本気になって聴かなければいけないという気になってしまいます。またそうやって聴くのが好きなんですが)から解放されるのも、音楽を使った音楽の気分転換になります。
そうです音楽です。
好き勝手に音を楽しみましょう!

Tropical Marimba/Ballafon Marimba Ensemble 1990 Respect Record Ltd. RES-111
1.I Aready Have A Husband
2.Nhamo
3.Caderas
4.Taireva
5.Temerina
6.Amerina
7.Nhimutimu
8.Mashamba Nzou