築地探検隊・場内の定食屋さん「かとう」2006/11/04 09:16

katou ji-kinnme
朝から築地へ行って来ました。
相変わらずの行列のお寿司屋さん&丼屋さんを横目に
場内にある定食屋さん「かとう」に入りました。
両端がカウンター?座ると目の前が壁…
というお店で
席に着くと
「お茶でいーい?」
と大きな声。
よく響く、いわゆるダミ声…
ぼくドラえもん的な懐かしい声です。
今日は一杯飲むつもり無かったので「はい」
「こっちが定食、こっちが単品でご飯セットあり」
ほとんどが定食ってことです。
さすが築地どれもうまそう。
黒メバル、新さんま、赤ムツ、マコガレー…煮魚、焼魚どちらでもOK!
西京漬けもさまざま。
この季節はカキ豆腐、タラ豆腐の汁もの(ミニ鍋?)もあり
目移りしてしまいます。
迷ったあげく「地金目の煮魚定食〜」にしました。
後ろの席の家族連れはマグロ丼
「わさびはといても、つけても、どっちでもOK、好きな様にして」
だそうで。
隣に外人さんが座りました。
するとおばあちゃん、近くのお客に
「外人さん苦手、何しゃべってるかわかんないもん」
だって。
そしておもむろに本人にむかって
「日本語わかる?わかんなきゃだめよ、ノーサンキューね!」
1分ほど外人さん、座ってましたが、さすがに一言も言わず去って行きました。
ここではおばあちゃんがルールブックなのだ。
なんか笑えました。
なんかええなー!
冷たいってのともちょっと違うんだよねー(外人さんにしてみりゃ、ちくしょー、だろうけど)
といったところで
金目の煮付け登場!
こりゃうまそうだ。
まよわず一口
こりゃうまい!
どうも、ここは注文してから煮付けるらしいのです。
薄味かなと思いきや、味が濃いんですよ。
魚の甘みが凄いんです。さすが築地。
タレがまた程よく甘辛くておいしい。これだけでごはんおかわり出来そう。
一緒に煮込んだ豆腐がまたいい。
おばあちゃん曰く「おつゆ」といっていた、みそ汁は、なめこ。
久々にみそ汁のこと「おつゆ」って聴きました。
ゼンマイの小鉢と
これまたうまかった白菜、大根、キュウリの漬け物。
絶対自家製ってかんじの、ちょっと酸っぱい、ちょっとしょっぱい味。
なつかしー!
最近スーパーなどで売ってるものは、みんなおんなじ味の漬け物になってしまったんだーとつくづく感じました。
ご飯茶碗が上げ底ならぬ、下げ底。ちょっと深めで、大盛りぐらいありました。
お腹いっぱい、愛情一杯。
お金払って
おばあちゃんにギロッとにらまれ
「まいど!」
だって

クリーム/ライヴ・クリーム Vol.22006/11/06 23:25

LIVE CREAM 2
当Blogも、めでたく1周年を迎えることが出来ました。
皆様からの温かいコメントのおかげで続けることが出来ました。
今後もマイペースで更新しますので、ながーい目で見ていてください。
さて、記念すべき1周年記念は、
やっぱりクリーム。
またかよって言わないで…
クリームといえばやっぱりライヴ!
昨年奇跡の再結成が実現し、じかにご覧になったかた、
DVDでご覧になったかたもいるかと思います。
私もDVD、CD両方購入しまして、それなりに評価しております。
(機会がありましたら別途レポートします)
活動期間わずか3年で伝説を作ったクリームですから、
そのメガトン級の衝撃は、やはり当時味わっておかなければわからないところ。
しかし、私はそのころ、ロックしてませんでした!
くやしー!
でもしょうがない。
唯一味わう方法がこの「ライヴ・クリーム Vol.2」でございます。
究極のライヴバンドなので、それこそライヴ版はたくさん出てますが、
いままで一番聞いたのがこれなのです。(一番先に買ったのがこれ)
サンシャインラヴやホワイトルーム等のヒット曲が入ってるので聞きやすかったのもあります。
なにせクリームのライヴは1曲が長い!
VOL1はヒット曲も入ってないし…(それがまたそそるのですが…)
初心者にもお勧めライヴです。(いやいや初心者にはくどすぎるかも)
1曲目からジンジャー全快でカッコイイ!
もちろんジャックブルースもしつこくねっとりベース!声もいい!
そして神様エリックのギブソン系の迫力あるマーシャルサウンド!
もうたまりまへん!
ホワイトルームのコーラスバージョンがまたかっこいいんです。
今ではシンセで簡単にチェロパートを作れますが、
この頃は人声ですよ。いいなー
そして変な曲「政治家」
ポリネシアンじゃありませんよ、ポリティシアン!
いつ聞いてもホワイトルームもどきの「英雄ユリシーズ」だって
いかしてんだー
もちろん超有名な「サンシャインラヴ」
かのジミヘンもやってるぐらいだからこのイントロきいたら鳥肌ものです。
スタジオ版のウーマントーンもいいけど、ここでのソリッドでハードな演奏が大好きなんです。
最後はジンジャーが燃え上がって、生姜焼き定食です。
最後の曲はLPのクレジット、ライナーが「ハイダウェイ」になってますが、まちがいです。
「ステッピンアウト」です。
どちらもエリックがブルースブレイカーズのときにやったインスト曲ですが、
間違ったまま売られてるなんて…
http://taylor.asablo.jp/blog/2006/09/19/529216
当時、エリッククラプトン奏法を手にハイダウェイをコピーしようとしたテーラー少年は愕然としました。
曲と音符がまったくちがう!なぜなんだ!どうしてなんだ!
そうです私がハイダウェイだとおもっていた曲が実はステッピンアウトだったんです。
してやられたり。
その後ブルースブレイカーズを買ってやっと納得したテーラー少年でした。
めでたしめでたし…
LIVE CREAM VOLUME Ⅱ CREAM 1972 RSO Records. Mnufactured by Polydor K.K., Japan KI 8004 MWA 7001
                    CD/POLYGRAM INTERNATIONAL MUSIC B.V. POCP-9117
Side:A
1.Deserted Cities Of The Heart 荒れ果てた街
2.White Room
3.Politician 政治家
4.Tales Of Breave Ulysses 英雄ユリシーズ
Side:B
1.Sunshine Of Your Love
2.Hidaway(Steppin’ Out)

鉛症病棟6号室 フィジカルグラフィティ/レッド・ツェッペリン2006/11/11 23:34

鉛症病棟6号室より
このウィルスも結構強力です。
アンサンブル系ペイジ菌が以上繁殖しております。
中近東あたりの風土病の進化型でござます。
このウィルスに犯されると、とたんに窓から顔を出したくなっちゃうらしいんです。
しかも毎回違う顔で除きたくなるようで…
でも最近の小さな家に住んでる人には(CD)その症状が現れないんです。
昔ながらの大きい家(LP)の人だけが、やたらアパートの窓からいろんな顔してニヤニヤするんです。
3号室にも似たような症候群の患者さんがいますが、また後ほどレポートします。
なんといっても6号室を仕切ってるのは、「カシミール」!
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ…でもう出し尽くしてるだろっていいたいところですが、
まだまだ進化しちゃいます!
ロック至上、唯一無二のイントロ!
築地市場の大トロじゃありません。
こんな怪しい曲は他にはなーい!
ただ単に怪しいだけではなく、雄大であくまで攻撃的、ファンタスティックなのです。
あたしのファンタ飲んだのだれ?
なんてCMが流れてた頃でしょうか。ファンタ、ファンタ~。
私が一番好きなのが
オープニングの「カスタード・パイ」
イントロが以上にかっこいいんです。
ゼップはとにかくイントロ勝負!ここですべてをさらけ出します。
ワウのかかったギターソロもよし(そうそう速引きしなくていいよジミーちゃん)
なによりドッカンドッカンとボンゾのドラムが最高にいい!
もうよだれが…(←これも鉛症)
カスタードパイに続いての「流浪の民」(The Rover)もいいです。
邦題がいいねー
この2曲が私の中ではワンペアになってます。
さすらいの感じがでてて、GOOD!男だなー!
他にも、映画「永久の詩」のオープニングを飾った、ゼップ1美しい曲「ブロン・イ・アー」や
のりのりアコギのⅢを思わせる「黒い田舎の女」など
小粒ながらピリッと山椒のきいた曲がそろってます。
全体的には以前のアルバムよりパッとしない印象ですが、
また評価もそのようですが、
なぜか20代後半ごろからはよく聴いてます。
いわゆるゆっくり楽しめるアルバムですかね。
6号室フィジカル症候群は発病までに永い潜伏期間を経るようでございます。

PHYSICAL GRAFFITI LED ZEPPELIN 1975 Swan Song Inc. P-6317〜8N
ATLANTIC RECORD CORPORATION.AMCY-4010 4011
Side:1
1.CUSTERD PIE
2.THE ROVER
3.IN MY TIME OF DYING
Side:2
1.HOUSES OF THE HOLY
2.TRUMPLED UNDER FOOT
3.KASHMIR
Side:3
1.IN THE LIGHT
2.BRON-YR-AUR
3.DOWN BY THE SEASIDE
4.TEN YEARS GONE
Side:4
1.NIGHT FRIGHT
2.THE WANTON SONG
3.BOOGIE WITH STU
4.BLACK COUNTRY WOMAN
5.SICK AGAIN

トゥールーズ・ストリート/ドゥービー・ブラザーズ2006/11/16 23:12

toulouse street
ウォウウォ~!Listen To The Music!
私の中でフェイバリットソングであります。
リズム、メロディ、ハーモニー、
音楽の三大要素すべてが完璧にバランスよく融合しています。
そしてロックの醍醐味、
パワー、スピード、ポップ感覚、
これも見事にクリア。
生演奏では、ノリも最高。
ちょっと前までのLIVEではパットの息子まで登場で、アットホーム度も最高(これはいらないか)。
この1曲を何度きいたことか。
そして何度歌ったことか。もちろん嘘英語。近所の方々すみません。浅虫温泉の2町内の人みんな知ってたりして…。
トムジョンストンの声がいいんですよね。
トムもパットも素晴らしいギタリストなんですがスーパーギタリスト扱いされない。
トムもパットも素晴らしいシンガーなんですがスーパーシンガー扱いされない。
そうなんです。やっぱりドゥービーズなんです。
ソロを出してもあくまでソロ活動。
いつでも二人はドゥービーズの一員です。
喧嘩もし、意見も食い違い、別れ別れになったこともありますが、そして数々のメンバーチェンジもありましたが、やっぱりドゥービーズ。
基本はここです。
メンバーのハーモニーです。
野球と一緒です。
ドゥービーズが個人プレーに走るとそこには必ず落とし穴が…
バレーボールと一緒です。
傑出したスーパープレイヤーはいませんが(十分スーパーですが、神がかってはいないという意味で)
セッターにしっかりレシーブを返して素早い速攻、移動、時間差、バック…と多彩な攻撃に移る、まさに柳本ジャパンと一緒の香りがします。
決してヤンキースや松坂投手ではありません。
ハルクホーガンやリックフレアーでもなく、ヤマハブラザースか、はぐれ国際軍団か、スピリッツ応援団かも(?)
でもいつも不思議に思うのが、
もともと彼らはバイカー。
ハーレー乗ってみんなでぶっ飛ばせ!てな性格のようですが、
なんでまたこんな繊細な素晴らしい曲、そして美しいハーモニーを作り出せるんでしょうか。どうも理解に苦しむ。
わたくしの勝手な偏見なのでしょう。バイカー皆が豪快で荒っぽいとは限んないですよね。
日本人でも空手できないやついるし。
黒人でも音痴やリズム感悪いやついるし(?)
ドゥービーズの中でもこのアルバムはやっぱり重要らしく、
未だにオープニングはロッキンダウンザハイウェイでエンディングはリッスントゥザミュージック。中盤の見せ場はジーザス…。
当時はハードな無骨い演奏で評判だったドゥービーですが、
今となっては、十分聞き入ることが出来るサウンドです。
カントリーっぽい部分が多いのでそうなのかも知れませんね。
おでんでも食いながら、荒くれ男たちの繊細な感性をとくとご賞味あれ。

Toulouse Street/The Doobie Brothers 1972 Warner Bros. Records Inc., BS 2634
20P2-2008
Side:1
1.Listen To The Music
2.Rockin’ Down The Highway
3.MamaLoi
4.Toulouse Street
5.Cotton Mouth
Side:2
1.Don’t Start Me To Talkin’
2.Jesus Is Just Alright 希望の炎
3.White Sun
4.Disciple
5.Snake Man

B.Vo : Tiran Porter
G.Vo : Patric Simmons
G.Vo : Tom Joneston
Dr.Per : Johne(Little Johne) Hartman
Dr. : Michael Hossack

築地探検隊 大和寿司2006/11/18 12:45

daiwa061118
築地場内、大和寿司行きました。
久々、大将の前を陣取って…
写真は上左、おまかせセットの1部
左から、すみいか、大間産うに、インドマグロ(大間マグロはたべたあと)車エビ、
巻物は鉄火4、いくら2
上右、あじ、こはだ
下左、しまあじ、ひらめ
下中、あかがい
下右、まぐろ赤身
満喫でございます。
あさからキリンラガークラシックで御機嫌です。
なかでもコハダがうまかった。しめ具合がいいです。
シマアジがまた肉厚で白身にしては濃厚。
あかがい、うにも磯の香り一杯でよかったです。
お店の中はいつも笑顔が一杯。
おいしいものを食べてるときって人間正直ですね。
みんなおいしい顔です。
とても1時間以上待ってるとは思えない。(今日は1時間半でしたが、いつもは2時間〜2時間半が普通)
魚は季節によって違いますし、同じものでもあじに違いがあります。
専門的なことは知りませんが、何となくそんな感じかなと思いつつ食べています。
日本人でよかったと思う瞬間です。

竹田和夫 荻窪“レスポール”LIVE2006/11/19 11:20

DRAGON FRASH
竹田和夫 荻窪“レスポール”LIVE
ブルースの殿堂、荻窪“レスポール”で竹田和夫のLIVEを見て来ました。
今回はDVDのプロモーションだったようで、
ホームグランドでの至近距離ライヴでした。
荻窪でのライヴ見学前に、まずはラーメン屋さんへ…。
“手揉みラーメン”というところへ入ったんですが、
ニンニクの匂いがプーンと…
朝の築地もあり、ちょっとスタミナたかったので、こりゃいいかなと思ったら、
ちょっと…
アブラギッシュで、上に乗ってる胡麻が意味不明。
ニンニク味は分かるんですが、ベースが醤油味ラーメンで、
なんかミスマッチ、
私には汁まで飲む勇気はありませんでした。まあここで運を使う必要もないか
フラボノガム買って、いざ“レスポール”へ。
お店では御大“テキサス”師匠がお相手してくれました。
これがまたレスポの楽しみ。懐が深い人たちだー。
WWE(プロレス)話に講じた後、
竹田さんのライヴです。
バックは毎月土曜日出演している“ドラゴンクライ”のDr.ポンさんとB.makoさん。
ブルース、ジャズのスタンダード、そしておなじみ竹田ナンバー、
終始リラックした演奏でした。
とはいってもさすがは神様、竹田様…
ここぞの瞬発力と言えばいいのでしょうか、つかみどころのおいしい所はしっかりツボを抑えてくれます。
きもちいい〜!
今回はストラトメインで、お店のちっちゃいマーシャルでした。
セッティングの関係もあるかと思いますが、歪んだときがなんとも良かった。
ウォームでいい感じの膨らみ感がありました。
そしてギターの持ち方がいいんですね。
持ってるってより、抱えてるって感じ。なんとも優しいんです。
出てくる音はもちろん攻撃的で、緊張感はあるのですが、ウォームでやさいいんです。
ついにまた新たな境地にいってしまった〜。
電気の走るような感動とはまた違った、心落ち着く、そしてスリルある、そしてついつい“ニヤッ”とする音でした。
そしてなにより歌。
竹田和夫と言えばやはり歌!
ブルースです。
ギターと見事にマッチして、
声、ギターどちらもしっかりとみごとな“竹田節”でした。
1、2ステージとも1時間ほどでしたが、じっくりと竹田節を堪能いたしました。
ステージ終わって、帰ろうとすると、階段のところに竹田さんが…
握手して、あいさつして…(なんか変なこと口走ってたんじゃないかな。硬直して、意識がとんでました)
心の中がホットになった1日でした。

ミニット・バイ・ミニット/ドゥービー・ブラザース2006/11/20 23:36

minute by minute
後期ドゥービーの最高傑作。
いやロック史に残る名作。
とはいっても、ドゥービー信望者(トム好き)の方からみれば、
にっくきマイケルドゥービーとでも言いましょうか。
でも私は、初期のトムドゥービーももちろん好きですが、
こちらも大好き!
よく、都会的でおしゃれでソウルフルなマイケルと言われがちですが、
LIVEは結構凄いですよ。荒々しい演奏で…
何度かマイケルの生を聴きましたが、ロックしますね、彼は。
かなり鍵盤を激しく叩きます。当然ミスタッチも出ますが、
鬼気迫る迫力で、メンバーをぐいぐい引っ張っていきます。
ここまでやれる人だから、あの有名なドゥービーをここまで大胆に代えれたのでしょう。
いや本質的には何も変わってないといった方がいいかもしれません。
コードネームに数字のついたのが多くなって、ハードなギターリフが少なくなった程度で、
リズムやハーモニー、バンドのノリは以前にもましてすさまじいです。
本作は、グラミー受賞ということで、ドゥービーファン以外の人でも
結構聞いたことのあるアルバムだと思います。
たしかに軽快でお洒落で、いいセンスしてます。
うまいですね。
でもねそれだけじゃないんです。荒々しいんですよ実は…
最初のHere To Love Youのイントロのドラムでもうメロメロです。
リラックスしても聴けますが、じっくり聴き込んでもまた機器応え十分。
大音響で聴けば、LIVEさながら、凄いノリです。
大ヒットWhat A Fool Believesもいいですが
タイトル曲Minute By Minuteもすばらしい。
気分爽快になれますね。
再結成時は、もちろんトムジョンストン中心でしたので、マイケルは参加してませんが、
LIVE会場には「マイケル立ち入り禁止」なんて看板持ったやつまで出ていたそうで。
なんでそんなことするのかな。
ある意味たかが音楽じゃないですか。バカたれ!
でもメンバー同士はそんなこともなく(そりゃわだかまりぐらいはあるでしょうが)マイケルがゲストで出るときはWhat A Fool Believesをやりますし、
後期の曲にトムがコーラスやってます。
このへんがドゥービーらしくていいですね。
引っ付いたり、分かれたり、おじさんロックバンドは、よく再結成しますが、
やはり脂の乗った頃のメンバー同士っていつまでも惹かれあうのでしょう。
そしてまた喧嘩してわかれて…。
一生やってなさい。我々はいつまでも見てますよ。
最近は初期ドゥービー再結成のアルバムもちょっと行き詰まってるような感じがしますので、
(新作は私的にちょっとがっかりでした)
そろそろマイケルさん、
出番が近いんでは…

Minute By Minute/The Doobie Brothers 1978 Warner Bros. Records Inc., P-10517W
32XD-485
Side:1
1.Here To Love
2.What A Fool Believes ある愚か者の場合
3.Minute By Minute
4.Dependin’ On You
5.Don’t Stop To Watch The Wheels 轍を見つめて
Side:2
1.Open Your Eyes
2.Sweet Feelin’
3.Steamer Lane Breakdown
4.You Never Change
5.How Do The Fools Survive?

G.Vo : Patric Simmons
Key.Syn.Vo : Michel Mcdonald
G : Jeffrey Baxter
B.Vo : Tiran Porter
Dr : Johne Hartman
Dr.Vo : Keith Knudesen

エリック・クラプトン・武道館・2006・11・242006/11/24 23:53

ERIC&DEREK
DEREK & THE DOMINOSのLIVE行って来ました!
ほんとです!
デレク・アンド・ザ・ドミノスですって。
なになに、デレクトラックスが入っているからってそんなこといってんだろうって…
なにをバカなことを
正真正銘デレク・アンド・ザ・ドミノスなんだってばー
今回のエリック・クラプトンライヴは本当にデレク・アンド・ザ・ドミノスでした。
ななななーんとオープニングが“TELL THE TRUTH”
1曲おいて次がなーーーーんと、あのDEREK & THE DOMINOS/IN CONCERTの2曲目
“GOT TO GET BETTER IN A LITTLE WHITE”
もうこの時点でわたしのタカがはずれました。もう最高潮モード!
またこれほどまでにエリックライヴに通っているのに今までやったこと無かった
“ANYDAY”(LAYLAのB面2曲目)地味な曲だけど、ブチ切れでした。鳥肌と鼻血ブー!(そこまでは…)
もちろん“KEY TO THE HIGHWAY”“LAYLA”
なんとBACK HOMEからは無し(だと思うけど)
甘ったるいティアーズ…、ステェアイン…無し。腐ったアルバムレプタイルから無し!
ざまーみろそこのカップル!
おまけにJ.J.ケイル特集のアフター…コケイン、
そして私としては初エリックライヴ(’85)の2曲目以来の
“MOTHERLESS CHILDREN”
エリックとデレクが一緒にユニゾンでスライドだぞー!!!!!!!!!!
かーーーーーーーーーっ!たまらーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
甘ったるいシリーズはワンダフル…ぐらいのもの。しかも最近のゆっくりバラードではなくスローハンドっぽく
が嬉しい。ノーマルトーンのブラッキーもどきが良い音でしたよ。
今回一緒のギタリスト、ドイル・ブラムホールIIがまたいい味だしてるんですよ。
サウスポー特有のスリークウォーターからくりだされるクロスファイバー、肩口からアウトローへのストレートが有効(?)
派手さや速さは皆無ながら、いいタイミングで入って来る独特のリズム感そして和音弾きを織り交ぜたブルース魂のあふれるフレーズ…
おじさんもちょっとびっくりだぜ。
そして今回の目玉、現オールマンブラザースバンドのギタリスト、デュアンオールマンの魂を受け継ぐ男デレク・トラックス!
この若き天才スライドマイスターを迎えて、はたして我らがエリックはまたしてもスランプになるのでは…
なんて勝手に想像するぐらい、現存する最高のスライドギタリストがまたすごい!
いったいどっから指でどっからスライドかわからない(1階席だと)のです。
しかも良く鳴く!
アルバム“LAYLA”のデュアン役を、いやいやそれ以上の名演奏を目の前で披露してくれました。
泣きギターなんてモンじゃない。
鳥のさえずり、荒馬の嘶き、ブルースマンの咽び泣き…
感情豊かな表現が私の心に突き刺さりました。
そういった個性は2人をあえて起用した我らがエリックですが、若い頃の様にスランプになってドラッグやドリンクに走ったりしません。
なんと堂々真っ向勝負に出たのです。
さすがに年齢の影響もあるのか、初球、2球目は、空振り、見逃し、と若さに押された感はありますが、
そこは親分、役者が違います。
小僧ども、とくと見ておけ!
と言わんばかりに、若造の投げる必殺の得意球を、ベース手前まで引きつけて
カキーーーーーーン!
悠々とベースを回る様はさすが王者の風格!
エリック様!あなたはすごい!
音色的には
エリック「ウォーーーーーン」
ドイル「ギュイーーーーン」
デレク「キュピーーーーン」
3人とも良かったですよ。
そしてキーボードはいつものクリスステイントンともう一人。
この人がまたギターみたいなソロで結構盛り上げました。
ドラム、ベースはやっとのことでネイザン&ガットから解放されてホッ
テーラーははっきり言ってこの2人のクラプトンバンドはそんなに好きではないのです。
なんだか気取ったお洒落さんで、やなんです。
今回は地味でしたよ。おかげで土臭くて、サザンロックでした。
なにせギター2人がジーパンですから、南部ですよね。
そしていけてるネーちゃん(顔がよくわかんない)2人の豪快なコーラス!
アンコールのクロスロードのド迫力コーラスは、度肝を抜かれました。
ということでこのままでは朝まで書き続けそうなのでやめます。
久々興奮のエリックライヴでした。

築地探検隊忘年会、鹿浜「スタミナ苑」2006/11/26 21:14

スタミナ苑
きのうは築地探検隊の忘年会で、鹿浜(赤羽からバス)の(なんで築地じゃないの?)スタミナ苑へ焼き肉食べに行きました。
http://www.mode-web.jp/sutamina/
写真でゆっくり堪能してください。
2時間待ちでしたが、外のベンチで、友との語らい…
下らない話(→◉秘?)
つまらない話(→下◎?)
で退屈はせず。まっただけはあってすんごい内容!
肉好きの人は是非行ってみてください。(3時から待ってれば2時間で入れます。それ以外は保証しません)
ミノ、カルビ、ロース、ハラミ、ホルモン盛り合わせ、タン、野菜サラダ、白菜大根キムチ、マッコリ、熟成生ビール
どれもこれもうめーや!
でもとなりの団体女性陣の皿の上にはなにやら凄いものが…
いわゆるA5の厚切りステーキではないですか
すすすすっすげー!凄すぎ!
こっそり店員さんに「アレなんですか?いくら?」と、友人が訪ねると
「特選ロースです。1万ウン先円です」だって。7人ぐらいで来てたから、
まあ大丈夫か…と余計な心配。
しかし女性のパワーは凄いですね。
よくくうわ!つぎからつぎへとくり出される美しいばかりの名肉をわーお!すごーい!」とかいいながら、片っ端から見事に片付けて行きました。
さすがに今回私たちは熟成2杯+マッコリ2本飲んじゃったので、ご飯はいけませんでした(お腹きついー)
隣の団体…スープまでのんで、いやいやご飯はいってるぞ!
すげーのは肉とあなた達!

スタンリー・クラーク ブルーノート東京ライヴ2006/11/28 23:18

stanley
とてつもない物を見てしまいました。
久々に目からウロコ。
お口あんぐりでございます。
こんな世界があったんだ!
いやー、音楽の奥の深さをまざまざと、あらためて感じました。
テクニックとパワー、そして感性までもが、
高見に到達している人たちの圧倒的な世界は、本当凄い!!!!!!
まず驚きはツインベース。
いきなり地響きのようなツインで始まり。
ドラムの音もいつになく大きい。
なにせスピーカーが腰から下にあるんですから。(ステージと同じ高さで横にしていました)
下半身ぶるぶるです。
スタンリー様はアレンピックの4弦でもう一人はワーウィック?の6弦。
ふたりとも色んな音が飛び出します。
あまーーーーい、とろけるようなメロディー弾きから、
ギターのカッティング、
フラメンコギターに、もちろんチョッパー!(ちょっとだけでしたが)
水飴からクリスタルグラス、はたまた猛獣の雄叫びからパーカッションまで凄いバリエーションでした。
ただ、見せ物的ではなく、きちっと曲に合わせた最高のチョイスでした。
いやーまいった。
ドラムがまた元気がいい。
音がでかいし、パワーあるし。やっぱりうるさい音サイコーですね。スカッとします。
そしてバカテク!
それをスタンリー父さんがニコニコしながら眺めてるんです。
楽しそー!
申し訳ありませんが、スタンリークラークなる人のCDはまだ持ってません。
音も聴いたような聴いてないような。
噂はかねがね。
まあ相撲知らなくても朝青龍はみんな知ってるでしょ、的な程度。
世界の1級品であることぐらいは知ってましたが、
ここまでやってくれる人だったとは。
しかも一番前の席で…。
と思ったら聴いたようなフレーズ、
ジェフベックで聴いてる「Goobye Pork Pie Hat」
そしてドラムソロの合間に出て来たフレーズが「Blue Wind」
ちょっとうれしかったりして。
キーボードの若い人も木の葉がまい散るようなコロコロとよく転がるいい音出してました。
後半はウッドベースで…。
これがまた凄い。
しびれました、とろけました。
そしてぶっ飛びました。
ゆったりとしたメロディ、ボーンを使ってじっくり聴かしたかと思うと、
ウッドベースがパーカッションがわりに…
この人、手がおかしくならないかしら  ってくらい激しく叩きまくってます。
可能な限り出来る音をすべて使っているって感じです。
いやーまいった。
なにがいいって、そんだけハイテク、ばかテクなのに、
テクニックひけらかしっぽくないんです。
あくまでメロディーと曲を重視した温かい演奏なのです。
ほんとスタンリー父さんが子供つれて好き勝手に楽器いじらしてるような、
そんな微笑ましい感じがしました。
またCD、LPを探す楽しが増えました。
なにを いまさら かも…(でもいいじゃん)
しかしこの人、でかい。
座ってウッドベース弾いてる!
どうみてもチェロ…

ブルーノート東京 http://www.bluenote.co.jp

Stanley Clarke / Blue Note Tokyo 2006.11.28 7:00pm
Stanley Clarke(b)
Ruslan Sirota(key)
Christian Galvez(b)
Ronald Bruner Jr.(dr)