Freddy King/Let's Hide Away And Dance Away2005/12/05 23:56

freddy hide away
Freddy King/Let's Hide Away And Dance Away
ぶる〜〜〜〜すっ た〜〜〜いむ。
モダンブルース三キングの一人、
我らがフレディ様のお通りだ〜〜い!
フレディ様といってもどっかの女王様所属じゃございません。
ロックギターの始祖!
始祖鳥ではないな。始祖熊?始祖獏?始祖猪?始祖豚?
ジャケットの写真の顔…見てください。
良い顔ですよね。この顔見るだけでもこのアルバム買いです。
はじめてキター持った時、
はじめてスタジオ入った時、
はじめてのライヴが決まった時、
バンドマンはみんな、こんな顔してるんですよね。
みんな、みんなギター小僧!音楽小僧!
抱えてるギターは むふふふふっ
ギブソンレスポールのゴールドトップ!やったー
もちろんピックアップはソープバー(いかがわしい店ではない)
もうヤバい(ここでいう「ヤバい」は、最近の若者が使っている、すごいとか、かっこいいとかいう肯定的な意味)
私のレスポールは'68ですがフレディは'5?(調べてなくてすみません)
おんなじでうれしー!やっぱちがうか。
とにかく音!
ギターの木が鳴ってます。からっっっっからの乾いたトーン。
多分フェンダー系のアンプでガンガン(詳しい方ご一報を)。
たまりましぇ〜〜〜ん。
ソープバー(あやしい店ではありません)は最高ですね。カラッと唐揚げみたいで。
曲いく前にこんだけ書き込めるのも、フレディ様の人柄と、全ロックギタリストからの熱い思い入れがあるからこそ。

アルバムは全曲インストという掟破りの無謀な挑戦。
とかくブルースギター弾くと、
10分は楽しく何も考えなく弾けて、
次の10分はどうやってフレーズを変化させてかっこ良くしようと考え、
次の10分で自分の実力のなさを痛感して落ち込む。
(ようは30分しかギター弾いてねーじゃんかよー)
よって、ビール…
日本酒…
バーボン…
翌朝最悪…
のパターンに陥るはずなのに、
このアルバム、最後までリラックスして一気に聴けます。
フレディのメロディセンスがいいんでしょうねえ。
ギター的なメロディですけど。
大きな体に似合わず多彩なポップセンスは、やはりあのいたずらっ子のような顔から発生するのです。
ロックスタンダードになった1.をはじめ、どれものりの良いロックナンバー。
ディープなブルースではありませんが、たまにフライドチキン食べる感覚でつまんでください。

   ビールのみて

Freddy King/Let's Hide Away And Dance Away 1961 P-VINE RECORDS PCD-3832
1.Hide Away
2.Butterscotch
3.Sen-Sa-Shun
4.Side Tracked
5.The Stumble
6.Wash Out
7.San-Ho-Zay
8.Just Pickin'
9.Heads Up
10.In The Open
11.Out Front
12.Swooshy

Freddy King g.
Sonny Thompson p.
Bill Willis b.
Phillip Paul dr.
Gene Redd & Clifford Scott sax.(12)

track1 recorded in Cincinnati,Ohio,August 26,1960
track2-9 recorded in Cincinnati,Ohio,April 5,1961
track10-12 recorded in Cincinnati,Ohio,July 25,1961