栄光のギター・プレイヤー15002009/08/30 16:15

ジョン・メイオールのブルースブレイカーズでの
エリック・クラプトン(A面1966年)と
ミック・テイラー(B面1968年)のライヴ盤!
実際に写真の楽器を弾いてるかどうかはわかりませんが
どちらもギンギンのハムバッキングサウンドでしょうね
特にA面クラプトンの音がとにかく凄い!
やっぱり元祖LPギタリスト!
フェンダーアンプっぽいギンギンさもギラギラ感を倍増してますが
なにより、プレイ!
粘る粘る…
音と音の間が糸引いてる
そして鳴く泣く…
それも、暴力的に…
ロンドンのフラミンゴ・クラブってところで録られたようですが
凄い音だったでしょうね
たしかこの頃のエリックは、
フルアップで歪ませてたようなので
音量も半端じゃなかったと思います
脊髄にきます
やはりこの頃のエリックは研ぎすまされてる!
減量中のボクサーですね
多分、クリームがタイトルマッチだったのでしょうかね
どっぷりブルーズやってるんですが
その域を超えてる、凄みがあります
ホワイトやらブラックやら
そんな理屈がどうでも良くなるような見事なプレイ!
対する面ミック・テイラーさん
当時は、エリックそっくりと言われてたらしいけど
たしかにプレイそのものはほとんど一緒
でも若干音に開放感がありカラッとしてます(録音かな)
曲もややロック調で実験的
ちょっと長い
この頃はプレイヤーもライブでは
手探りでいろいろ試してたんでしょうね
冒険的です
ジェフ・ベックやジミヘンのようではありませんが
なんともこのころの時代のアプローチなんだなー
って思います
黄ばんだライナーノーツにお茶かジュースのシミがついてて
たしか10代後半には入手してたやつですが
録音状態があまりよくないので
それほど聞いてませんでしたけど
久々引っ張りだして
ターンテーブルに置いてみると
なんとも生々しいエネルギッシュな演奏が味わえました
やっぱり野球は直球とカーブ!
ブルーズはソウルとパッション!
ギターはギブソン・レス・ポール!
レスさまのご冥福をお祈りいたします。

John Mayall Featuring Eric Clapton, Mick Taylor/Primal Solos
Side A 1966
1.Intro - Maudie
2.It Hurts To Be In Love
3.Have You Ever Loved A Woman
4.Bye Bye Bird
5.Hoochie Coochie Man

Side B 1968
1.Intro - Look At The GIrl
2.Wish You Were Mine
3.Start Walkin'

コメント

_ JUN ― 2009/09/02 21:13

初めまして……(というか、厳密に言えば二度目)。
クラプトンの当時の音源っていうのも興味深いんですが、ミック・テイラーの当時の演奏が実に気になります。
ソロ作以外は、ストーンズ時代のブート関係しか知らないもので……。
羨ましいかぎりです。

_ テーラー ― 2009/09/04 23:13

>JUNさま
ミック・テイラーいけますよ
若いせいか、ちょっとスペーシーな感じもうけます(ロックですかね)

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