スポーツ行進曲2009/08/02 23:06

なぜかスポーツ行進曲にはまってます。
もともとマーチの躍動感は好きでして
ミル・マスカラスのスカイ・ハイのB面の
NTVスポーツ行進曲(ジャイアント馬場のテーマ)
なんか大好きですし
http://taylor.asablo.jp/blog/2006/02/01/234364
スポーツ好きもあって
LAオリンピック公式アルバムの
ファンファーレ(ジョン・ウイリアムス)もサイコーです
http://taylor.asablo.jp/blog/2006/02/10/248539
なぜだか急にTV等で使ってたスポーツ行進曲を聞きたくて
i-Tunesで探してみました
先ずあったのが
かつてのTBS系
「コバルトの空」
これもいい
AMラジオのゴールデンナイターで使ってたやつ
それから「コバルトの空」みたいなので
小学校とかの運動会でながす
「旧友」
なつかしー
これもいいですね
NHKの「スポーツショー行進曲」
古関裕而さん作曲
胸躍ります
でもやっぱり軍隊臭いですね
元々が軍楽隊の音楽ですからその辺はしょうがないですね
人間の力を鼓舞する曲ってこういう風になるんですね
ちょっと変わったのでは
かつてFMラジオドラマと称して
マガジン連載の「フットボール鷹」を
ラジオ番組でやってた時の挿入歌
「Mr. Touchdown U.S.A」
これぞアメリカン!
コーラスがまたいかす!
涙物ですね
純日本といえば
夏の甲子園の「栄冠は君に輝く」
http://www.youtube.com/watch?v=kcjd3jwXEYc
いいですね
開会式は1コーラスだけ(だと思いましたが)
開会旗掲揚の時ですよね
閉会式は優勝、準優勝校の場内一周の時…
泣ける!
ところが開会式の入場行進はちがうんですよね
全国高等学校野球選手権大会の入場曲は山田耕作氏が作曲
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=z5CIj3bbhw4&feature=related
私はこちらの方がもっと泣ける!
全国からオバカな高校生が夏休み返上して野球やって
集まって来たんですよ(明日負けるとも知らずに…)
全員がセンターから揃って前進してくしるとこなんざー
臭くて臭くて…あ〜泣けるぜ全く!号泣!
いい曲だなー
青春だなー
最近は高校野球も大人のうさんくささが見え隠れしてますが
プレーする彼らは純粋です(少なくともプレー中だけは…)
スポーツ行進曲…
いいなー
吹奏楽やっとけばよかったかなー

盛岡 さんさ祭り2009/08/03 23:36

盛岡の夏を彩る
さんさ祭り
今年は参加しました
青森出身の私としては
2拍で跳ねるアグレッシブな
ねぶた囃子が身にしみてるので
盛岡さんさ踊りのように
決まった型の踊りを踊るのは初体験
盆踊りやフォークダンスと思えば何とかなるかな
と思ってたら
なんと
時折、拍が変わるのです
こりゃ大変
ミュージシャンの名折れ
と、ばかりに猛練習!
練習用ビデオをダウンロードし
秘密特訓!
おかげでなんとか間に合いました
いやー生の太鼓の音に合わせて
踊るって
いいですね
このさんさ
ギネス公認の世界一の太鼓祭りとのこと
今年は踊りでしたが
そのうち笛、太鼓
なーんてね
踊りだけでもそうとう楽しかったですよ
音楽っていい
ダンスっていい
やっぱり人類の基本は
歌と踊り!!!!!!

ジェフ・ベック/ハイ・ホー・シルヴァー・ライニング2009/08/09 16:19

45回転のLP大のシングル
ジェフ・ベックのヴォーカルが聴ける
1967年ものです。
久々聴きましたが
見事な歌で…


味がありますねー
って、あんまりフォローになってませんが
好きな人にはたまらないんですよね
あのブッキラボウな感じがいいです!
1983年9月にロンドン・ロイヤルアルバートホールで行われた
ロニーレイン・アームズ・コンサートで
ベックが自ら「今日は特別だから」って歌いました。
この時はヤードバース出身の3代ギタリストが初競演
難病と闘うロニーレインのチャリティーということで
涙涙のハイホーでした。
そのあと、必死こいてこのレコード探しましたよ
今となっては、どこで買ったかすっかり忘れましたが
(東京?名古屋?青森じゃないよな)
久々にきいてみると
ハイホーは、まあ余興ってかんじで
笑いながら、でも、ポップでいい曲じゃん!
次のベックズ・ボレロ!
何じゃこりゃ!
なんで1967年にこんなことやってんのじゃー
クラシックとの融合!
そろそろプログレが誕生する頃
笑える感じは確かにありますが
ベックワールドそのもの!
人を食ったような破天荒なアプローチ、アレンジ、テクニック
憎い!
超ロングディレイに、スライド
ディストーション(ファズ?)のきいた超サスティーンギター
臭いと言われようが
なんと言われようが
おかまい無しの盛り上がり!
ロックだ!これがロックだ!
ビートルズお得意の逆回転インド風フレーズで終わり
この辺が60年代!
決してサイケじゃなく、プログレじゃなく
ベックワールドなんですね!
たしか先日の来日公演のオープニングで
このボレロが炸裂したんですよね
見たかったなー!
3曲目は、当時ほとんど聴いてなかったRock My Plimsoul
ドブルース!
どブリティッシュホワイトブルースじゃあないかい
ええっ!
なんと、ヴォーカルは、へたくそなジェフベックではなく
ロッド・スチュワート!
うまい!渋い!カッコいい!
3拍子そろってます
でも
ほんとベックって変わんないですよね
音楽スタイルは常に進化し
あたらしいギターサウンドのジャンルを開拓して行ってるのに
プレイはほんとこのころ完成されたんですね
かつてジミへンがジェフのプレイを
「彼はイギリス最高のギタリスト。ただ彼のブルースは退屈!」
と言って褒めた?
らしいですが…
そのとおりかも
ベックのブルーズセッションでのプレイは
全然ブルーズじゃない
いやいや、かれは型にはまった
こぎれいなブルーズには向いてないのですよ
いつでもベックワールド、
ベック宇宙に飛び出しちゃうんですから
あらためて
ジェフ・ベック
恐るべし!

Jeff Beck/Hi Ho Silver Lining 1967
side1
1.Hi Ho Silver Lining
side2
1.Beck's Bolero
2.Rock My Plimsoul

ザ・ジミー・ヘンドリックス・エクルペリアンス/ボールド・アズ・ラヴ2009/08/15 16:54

ジミーヘンドリックス1967年の作品
活きてるなー
生きてる生きてる!
今時こんなアルバム作る人なんていやしない
売れないから作るレコード会社もないか
しかし発想がすごい!
普通、曲作るときは
Aメロ、Bメロ、サビ、ソロ〜
なんて、おおよそパターン決まってるし
それが自然なんですが
この人は全くその概念が無いというか
好き勝手に曲が進んで行く
テンポも変わるし
ギターだけになったり
ドラムだけになったり
セッションしながら作ってかなきゃ出来ない構成
リズムボックス相手にピコピコやってたんじゃ
到底到達できない
全部組曲みたい
でもちゃんと1曲として終わるし
アルバムとしての統一感もしっかりしている
いったいどうなってるんだジミの頭の中は…
そうか、そうだった
この当時はどの程度か知りませんが
その割にちょっと健康的な感じがするのは勘違い?
ここでジミの生涯やなんかを語るつもりは毛頭ありません
ただ、今この手に
Little Wingを含む宝石箱のような
いや夢の世界へといざなう
玉手箱!
がCDとして残されている事実があります
いやしかしカッコいい
いつもリトルウィングばっかり聴いて
他はパスしちゃうのですが
今日は終戦記念日
BSでもいろいろ特番やってて
ジミの曲もどうしても戦争や平和といった匂いや
メッセージを強く感じてしまう
実際ベトナム泥沼まっただ中の人なんで
そんな匂いがプンプンするんでしょうね
久々にジミさまをじっくり聴いて
ストラトサウンドの奥に潜む
心の叫びに耳を傾けてしまいました
平和な世の中を…未来を…
なぜか千手観音と化したありがたいジミへン様のアルバムでした

THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE/AXIS:BOLD AS LOVE 1967
1.EXP
2.Up From The Skies
3.Spanish Castle Magic
4.Wait Until Tomorrow
5.Ain't No Telling
6.Little Wing
7.If 6 Was 9
8.You Got Me Floatin'
9.Castles Made Of Sand
10.She's So Fine
11.One Rainy Wish
12.Little Miss Lover
13.Bold As Love

栄光のギター・プレイヤー15002009/08/30 16:15

ジョン・メイオールのブルースブレイカーズでの
エリック・クラプトン(A面1966年)と
ミック・テイラー(B面1968年)のライヴ盤!
実際に写真の楽器を弾いてるかどうかはわかりませんが
どちらもギンギンのハムバッキングサウンドでしょうね
特にA面クラプトンの音がとにかく凄い!
やっぱり元祖LPギタリスト!
フェンダーアンプっぽいギンギンさもギラギラ感を倍増してますが
なにより、プレイ!
粘る粘る…
音と音の間が糸引いてる
そして鳴く泣く…
それも、暴力的に…
ロンドンのフラミンゴ・クラブってところで録られたようですが
凄い音だったでしょうね
たしかこの頃のエリックは、
フルアップで歪ませてたようなので
音量も半端じゃなかったと思います
脊髄にきます
やはりこの頃のエリックは研ぎすまされてる!
減量中のボクサーですね
多分、クリームがタイトルマッチだったのでしょうかね
どっぷりブルーズやってるんですが
その域を超えてる、凄みがあります
ホワイトやらブラックやら
そんな理屈がどうでも良くなるような見事なプレイ!
対する面ミック・テイラーさん
当時は、エリックそっくりと言われてたらしいけど
たしかにプレイそのものはほとんど一緒
でも若干音に開放感がありカラッとしてます(録音かな)
曲もややロック調で実験的
ちょっと長い
この頃はプレイヤーもライブでは
手探りでいろいろ試してたんでしょうね
冒険的です
ジェフ・ベックやジミヘンのようではありませんが
なんともこのころの時代のアプローチなんだなー
って思います
黄ばんだライナーノーツにお茶かジュースのシミがついてて
たしか10代後半には入手してたやつですが
録音状態があまりよくないので
それほど聞いてませんでしたけど
久々引っ張りだして
ターンテーブルに置いてみると
なんとも生々しいエネルギッシュな演奏が味わえました
やっぱり野球は直球とカーブ!
ブルーズはソウルとパッション!
ギターはギブソン・レス・ポール!
レスさまのご冥福をお祈りいたします。

John Mayall Featuring Eric Clapton, Mick Taylor/Primal Solos
Side A 1966
1.Intro - Maudie
2.It Hurts To Be In Love
3.Have You Ever Loved A Woman
4.Bye Bye Bird
5.Hoochie Coochie Man

Side B 1968
1.Intro - Look At The GIrl
2.Wish You Were Mine
3.Start Walkin'