ザ・バンド/ラスト・ワルツ2010/07/03 16:30

なぜか今頃
ザ・バンドのラスト・ワルツをDVDで見ました
1976年なんですね
アルバム売ってたのは記憶にありますが
なかなか手に入れる機会がなく
音源も正直まだ聴いたことなかったのです
解散後のメンバーがセッションで参加して
持ち曲をやってるのを聴いて
大体の見当はついてましたけど
予想以上にいいですね…バンド!
ロビー・ロバートソンのギターのトーン
最高ですね
カラッと揚がった昭和天ぷら粉
プレイもツボをきゅっと押さえて感じで
黒烏龍茶的渋みがこれまたいい
豪華なゲストの事ばっかよく聴きますが
年喰ってちょっと元気ない(感じがする)マディや
ストラップはずれて一気に不機嫌(感じがする)なクラプトンより
ザ・バンドのニコニコしながら楽しんで演奏している様が
圧倒的に素晴らしい
カッコいい!
スタジオ撮りの2曲がまた
女性ヴォーカルと相まって
かなりすてきな出来!
今時ファンになってどうする
もうこの世に、存在しないんじゃ!
正真正銘の
ミュージシャン!
CDが欲しくなりました…

The Last Waltz / The Band
<キャスト&スタッフ>
ザ・バンド/エリック・クラプトン/ボブ・ディラン/ニール・ヤング/ニール・ダイアモンド/ジョニ・ミッチェル/ロン・ウッド/ヴァン・モリソン/ポール・バターフィールド/リンゴ・スター 他

監督:マーティン・スコセッシ
製作:ロビー・ロバートソン
撮影:マイケル・チャップマン他
コンサート・プロデューサー:ビル・グレアム
1976年11月25日

ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラヴ[DVD] / ジェフ・ベック2010/07/11 15:56

あちこちの人たちから
あれいいよー!って
大評判の
ジェフベック、ロニー・スコッツ・クラヴのDVD
ついに見ました
CDではもってましたけど
映像にしてまたまた興奮!
いですね!
ちっちゃな会場で
ベックの奏でる繊細なノート…
冷たいビールか、バーボンのロックが沁みる!
年取ったせいもあるんでしょうが
聴かせどころが多く、
しっとり、じっくり、どっぷり…
アームやスライドを、ちょこっと使って
トリッキーかと思いきや、
シルクのような優しい肌触りの表現!
まいった!
スキャッターブレインは、さすがに最初のうち
ガチャガチャとしてましたが
後半のジャジーなところは
グッと来ました来ました!
こういうアプローチさせると無敵艦隊ですね
そしてなによりCDと違うのは
ベースのタル・ウィルケンフェルドの
楽しそうな笑顔がたまらない!
やっぱりバンドは楽しくやらなきゃ!
おじさんノックアウト!かわいいわい
テクもすごいけど
ジェフベック相手に、
ああも堂々と、ニコニコとプレイできるなんて
いったいどういう神経してるんでしょうね
さすがにエリックとのセッション時は
食い入る様に真剣にみてましてけど…
神様2人の競演は見なきゃソン
こんなライヴは是非みたい!
これぐらいの箱で…
無理か…
しかし、このギター殺人者…
いったい何歳まで弾き倒してくれるんでしょうね…

Jeff Beck
Performing This Week: Live at Ronnie Scott's Jazz [DVD]
2009
1. ベックス・ボレロ
2. エタニティズ・ブレス
3. ストレイタス
4. 哀しみの恋人達
5. ビハインド・ザ・ヴェイル
6. ユー・ネヴァー・ノウ
7. ナディア
8. ブラスト・フロム・ジ・イースト
9. レッド・ブーツ
10. エンジェル(フットステップス)
11. ピープル・ゲット・レディ (with ジョス・ストーン)
12. スキャッターブレイン
13. グッドバイ・ポーク・パイ・ハット/ブラシ・ウィズ・ザ・ブルース
14. スペース・ブギー
15. ブランケット (with イモージェン・ヒープ)
16. ビッグ・ブロック
17. ア・デイ・イン・ザ・ライフ
18. リトル・ブラウン・バード (with エリック・クラプトン)
19. ユー・ニード・ラヴ (with エリック・クラプトン)
20. ローリン・アンド・タンブリン (with イモージェン・ヒープ)
21. ホエア・ワー・ユー

スティーヴ・ウィンウッド, エリック・クラプトン/ライヴ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン2010/07/19 15:41

こちらもCDでは聴いてましたが
DVDでたっぷりと…
ブラインドフェイス!
メンバー見ると
ただのクラプトンバンド+ウィンウッドなんですが
2人でこの選曲だとすっかりブラインドフェイス
世間一般向けのヒット曲はないのに
これだけの存在感
どうあがいてもブラインドフェイス色満載!
ジンジャーにもいてほしかった(もう無理か)
とはいえ
のっけのギターソロから
なんかエリック、年喰った?
ちょっと手がおぼつかない感が…(ファンは目敏い)
ウインウッドの声もちょっと詰まり気味
まあ、この人のハイトーンもうちょと暖気すれば出るでしょう
とにかく、いろんな思いが入り交じった
1.泣きたい気持!
この曲、一番好きなんですよ
長いし
いまだにエリックごっこするときはこの曲をチョイスします
でもやっぱりすごかったのは
ジミのトリビュート
Little WingとVoodoo Chile
リトル…はエリックのギターがヘヴィーに響いて
ジミ盤とはまた違った
クラプトンの底力を見せつけられた感じ
それよりももっと凄いのが
ヴードゥーチャイル!
さすがウィンウッド、ジミへンセッションオリジナルメンバー
エレクトリック・レディ・ランドのセッションの再現!
派手なジミへンブードゥーではなく、
地味でヘヴィーで泥臭いブードゥー!
あやしいハモンドソロが恐怖を誘う
ギャー!
すごい!
すごすぎる!
本物のミュージシャンって
怖い!
60年代の人たちって
やっぱり独特の雰囲気と緊張感、危機感をもってますよね
たまには、こういうキナ臭いことやった方がいいな
ギターの神様とロック界のモーツァルト
お互いを兄弟と呼び合ってるところはなんとも言えない感じでした

Live From Madison Square Garden (2pc) [DVD]
Eric Clapton and Steve Winwood
2009
ディスク:1
1. 泣きたい気持
2. ゼム・チェンジズ
3. フォーエヴァー・マン
4. スリーピング・イン・ザ・グラウンド
5. プレゼンス・オブ・ザ・ロード
6. グラッド
7. オール・ライト
8. ダブル・トラブル
9. パーリー・クイーン
10. テル・ザ・トゥルース
11. ノー・フェイス、ノー・ネイム、ノー・ナンバー
12. アフター・ミッドナイト
13. スプリット・ディシジョン
14. ランブリング・オン・マイ・マインド
15. 我が心のジョージア
16. リトル・ウィング
17. ヴードゥー・チャイル
18. マイ・ウェイ・ホーム
19. ディア・ミスター・ファンタジー
20. コカイン
ディスク:2
1. ザ・ロード・トゥ・マディソン・スクエア・ガーデン(ドキュメンタリー)
2. ランブリング・オン・マイ・マインド(アコースティック/サウンドチェック時のパフォーマンス)
3. ロウ・ダウン(ボーナス映像)
4. カインド・ハーティッド・ウーマン(ボーナス映像)
5. クロスロード(ボーナス映像)

銀嶺の覇者/リッチー・ブラックモアズ・レインボー2010/07/25 22:02

ロニー・ジェイムズ・ディオが亡くなってたなんて…
今更ではありますが
本日は
銀嶺の覇者/リッチー・ブラックモアズ・レインボー
を、アナログ版で…
Hear 'n Aid/StarsをさんざんDVDで見たあげく
http://taylor.asablo.jp/blog/2006/06/11/401000
レインボウいっちゃいました
ディオは実は持ってないので…
数々のヘヴィメタ系ヴォーカルの中で
やっぱり頂点といえばこの人
イアンギラン、ロバートプラント、デヴィカヴァ等
創世記の大御所はヘヴィメタというよりハードロック
演歌調の拳を大きく回し
マイナー調の臭っさい曲を
浪々と歌い上げるあなたの姿は
たまらんかったですわい
高校時代はLPにあわせて
近所迷惑顧みず
シャウトしまくってました
おかげで超ハイトーンが私の武器になりました
なんか、うそみたい
胃がんだったそうで…
このアルバム75年ですかー
1500円だもんね
この人この頃から声がかわらない
若いなーって感覚がない
すごいですね
生まれつきのヴォーカリスト
ハードでヘヴィーで
そしてソフトに繊細で…
ロニー最高!
じゃあね

Ritchie Blackmore's Rainbow MPX4023
1975 Polydor ¥1500
Side:A
1. 銀嶺の覇者
2. 自画像
3. 黒い羊
4. 虹をつかもう
Side:B
1. へび使い
2. 王様の神殿
3. もしもロックがきらいなら
4. 16世紀のグリーンスリーヴス
5. スティル・アイム・サッド