一聴一嘆

ギターって
弦楽器なんだよねー
って
つくづくこのアルバム聴くと感じます
エレキ、特にディッストーションの効いた
ロングサスティーン命の私にとっては
たまに、こういった音を聴いて
本来のギターの持つ魅力を味わうのは
本当に新鮮で、かつ
大事なことなんだなとおもいます
パキーン
とつま弾くと
はかなく消えていく音…
これぞ弦楽器！
そこにロマンがあるんですね
ジョージ・ハリスンって
ギタリストですね
ビートルズの時は、
控えめで（そのことが逆にギタリストらしかったりするけど）
たまにポールがギター弾いたりしてますけど
ソロになって
円熟期を迎えた
このころのジョージったら
ギターって楽器をここまで活かしきってる…
特に
独自の路線を切り開いたスライドギターは
もう、いけます！
ジャケットはちょっぴりSGTを思わせますが
ほんと、一番ビートルズから離れた
ひとりのミュージシャンですよね
参加メンバーは
クラプトン
リンゴ
ビリー・プレストン
ニッキー・ホプキンス
アルヴィン・リー
ウィリー・ウィークス…
リラックスした中に緊張感漂う味のある演奏です
個人的に好きなのは
A面1.のHari's on Tour (Express)
ジョージのインストナンバーですよ！
スライドがカッチョええ
それと
タイトルナンバーのB面２のDark Horse
ジョージのしゃがれた涙声とリコーダー（？クラリネット？）
アコギがシャリシャリ…
のんきな感じと楽しい感じと
ちょっぴり物悲しさが…
今、こんな曲作れるミュージシャンいないですね

George harrison / Dark horse 1974 EAS-80100
Side:1
1. Hari's on Tour (Express)
2. Simply Shady
3. So Sad
4. Bye Bye Love
5. Maya Love
Side:2
1. Ding Dong, Ding Dong
2. Dark Horse
3. Far East Man
4. It Is "He" (Jai Sri Krishna)