生きる 黒澤明監督作品2014/11/05 19:47

出演 志村喬, 小田切みき,
監督 黒澤 明
1952年の作品

30年無欠勤の市役所の市民課長
がんの宣告を受けて
これからどうすればいいのか…
絶望の中
息子夫婦からは冷たくされ
市役所も欠勤
夜な夜ななれない夜遊び…
やめてしまう役所の部下の女の子と
偶然出会い
最初は一緒に遊んでいたのだが
そのうち、なんでこの娘と一緒にいたいのか気付き
心機一転、仕事に目覚める
役所でたらい回しにされてた仕事を
自ら引き受け…
仕事で引き受けた公演で一人息を引き取る…
彼の通夜の席では
大人の言い訳が飛び交うが
結局彼の生き様に皆がうなずく…

なんか、いい映画でしたね
重くて暗くて地味ですが
さすが黒澤
引き込まれます
死を覚悟したものの何とも言えない心情
志村喬のなんとも哀れな顔がたまんなくいい
今の時代にも通じる
大人の世界のずるさと常識
真の正義を貫くことの難しさ
世の中ってずるいよね
だけどその中でうまく渡ってくってことも
わかるなー

生きるって…

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://taylor.asablo.jp/blog/2014/11/05/7483750/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。