ジャック・ブルース/シャドウズ・イン・ジ・エアー2010/12/03 22:46

先週あたりから
ちょこちょこきいているのが
このジャックブルース
大人のロックです
AOR(もう今こんなこと言う人いないですかね)なんて
こじゃれた感じは無し
ガヤガヤやかましくない
ややプログレッシブな香りはあるものの
なんとも独特なジャックブルース的な
暗さ…湿っぽさ…
不思議な感覚に襲われ
ついには完聴させられてしまう
ゲストのゲイリー・ムーア、クラプトン
Dr.ジョンまでもが
しっかりと脇役になってしまう
そんな、あいかわらずの大物ぶりのブルースさん
サンシャイン・ラヴやホワイト・ルームも入ってはいますが
すっかり別アレンジにリニューアルされても
ジャック・ブルースの曲なんだと
改めて感じてしまう
彼の存在感は
ほんとにもってすばらしい
たしかこの後かな、肝臓患ったのは…
そしてその後のクリームリユニオン
このアルバムに関しては
クリーム2曲は無用のような気がする
それほど他の曲が
プログレッシブ&アグレッシブ&クリエイティヴ
この人しか作れない音の世界
夢から覚めたすぐ後の
妙な気持ち悪さ…
そうです
あの
心地よい気持ち悪さが全編に漂ってるんです
おとなだ
おとなのおんがくだ
あおっぱなたらした小僧は
ゆずやらコブクロ聴いて
駅前でアコギひいてチョロチョロハモってろバロっ!
うわー
聴けば聴くほど…気持ち悪い!
いや、悲しくも美しい!
いやいや、やっぱり心地よく気持ち悪い!
これにつきるね
ジャック君!

Jack Bruce/Shadows In The Air 2001 VICP61453
1. Out Into The Fields
2. 52nd Street
3. Heart Quake
4. Boston Ball Game 1967
5. This Anger's A Liar
6. Sunshine Of Your Love
7. Directions Home (For Tony Williams & Larry Young)
8. Milonga
9. Dancing On Air
10. Windowless Rooms
11. Dark Heart
12. Mr Flesh
13. He The Richmond
14. White Room
15. Surge

葱坊主 タンメン2010/12/04 15:43

休みのお昼シリーズ
最近は、ねぎぼ〜ずか香菜ばっかりになってしまいましたが
今日も今日とて、
山椒が恋しくなり
ビリッと辛いのにしようかと
盛岡駅前の通り沿いのネギボーズさんへ
(またかよ)
入った瞬間
ついに
「いつもどうも!」
あちゃ!
気づかれたか
まあ、身元が割れちゃしょうがない(べつに割れてないけど)
辛いのにしようかと思いましたが
急に、気が代わり
ちょっと違うのにしよう!
ここのラーメン系は、しょうゆ、みそ、しおがあり
しょうゆは支那そば系で一度…まあこんなもん
味噌系は結構いけた
しお…?
いってみよう
タンメン
これでここの実力がわかる
辛さでごまかされんぞ
ということで、お前に食わせるタンメンはねーって
言われませんでしたので
タンメン登場…
…!
これ?
すごい量の野菜がお皿にどっかり
麺が見えない
汁もあるんだかないんだかわからない
タンメンって野菜多いけど
ちょっとトロミがあったりして…
五目そばですよね
一見、野菜炒めラーメン
まあ具はおんなじだし、
麺ととろみの混じったのはあんまりこのみじゃないので
まあよかったかな
とにかく麺を見るまでが…
おっとあったぞ
すっげー超細麺
もちろん塩味の鶏ガラベース
野菜が炒めてあってシャキシャキすごい
細麺も以外とヤワヤワにならず
しおスープも結構出汁が濃厚で
うまい!
あたりじゃ
町の中華屋さん的なB級感ではありますが
野菜でお腹いっぱいになるし
なんといっても
鶏ガラの濃厚スープがうまい
沢山の野菜もしっかり最後まで食べれました
へー
うまいじゃん
外はチラチラ雪ですが
タンメンなのに
からだはポカポカ
汗だくになってしまいました
チキンパワー
おそるべし!

軽音楽部LIVE2010/12/12 19:57

12月9日に、会社の軽音楽部のLIVEでした
他は言っても、忘年会の前フリ…
まあ会社のバンドですので
唯一の発表の場ではありますが…
年末の忙しい時期
なかなか練習もできずに
全員そろっては当日という
なんとも
プロのセッションのようですが…

編成は
ベース、ドラム、ヴォーカル
ギター2名
トランペット、アルトサックス、クラリネット
サックスとギター1名はつい先日はいったばかり
曲は
1.Get Back
2.おどるポンポコリン
3.Pipeline
なんとアンコール
4.When The Saints Go Marching In(聖者の行進)
私以外、いわゆるバンド経験者なし(ブラスバンドは3名)
アレンジに四苦八苦しましたが
なんとか、たどたどしいながらもまとまりましたよ
みんなそれなりにがんばってくれて
(本番前まではちっとも練習しないのは予想通りでしたが)
楽しい演奏会でした
なんと私は今回ドラム!
みごとなバチさばきで…
後ノリと前ノリを1曲のうちに自在に操り(へたなだけ)
バンドの核として君臨したのでした
実はエレキドラム
生ドラムは置き場もないし、音もでかいし
練習用もかねて買ったものでした
途中、スネアがポロッと落っこちるハプニング
安物はしょうがないですね
いろいろありましたが
仲間と音楽を演奏できる楽しみに
久々浸りました
こんな私どもの演奏におつきあいしてくれた
1万5千人?の観客の皆様
温かい声援ありがとうございました

Power Of Rock/Live In Globe2010/12/18 22:48

盛岡駅前のグローブで行われた
パワーオブロックを見に行ってきました
いつもお世話になってるBlind Lemonさんが出るので
応援です
出演バンドは
Ratsel
Undecided
Cheap'n Nasty
Blind Lemon
の4バンド
どのバンドがどの名前なのか
いまいち
わかりませんが
1、高校生のスラッシュメタル
2、我らがブルースハードロックのブラインドレモン
3、ツインギターの80〜90ハードロック
4、ビジュアル系ハチマンタイラーの主題歌のバンド
でした
好き嫌いはいろいろありますが
久々の大きめの音で
それぞれが楽しめました
やってる方がみんな楽しそうなので
いいLIVEでしたよ
ブラレモの佐羽内さん
新調のギターでチューニングに苦労してましたが
腰の入った、ぶっといサウンドは
あいかわらず存在感たっぷり
スラッシュ高校生も食い入るように見てました
音楽はやっぱり生が一番!

大西順子 バロック2010/12/19 18:25

久しぶりに
サウンドがスタートした瞬間に
これだ!
と思える
音楽に(しかも現在の新作で)出会った気がします
いや
出会いました
刺激が…
これです
この刺激が、音楽の最高の興奮の瞬間なんです
音楽ですから
いろんな楽しみ方があります
私はできるだけ
いろんな幅広い解釈で
いろんな楽しみ方をしたいと思う方ですが
純粋に、刺激を受ける音楽って
なかなか最近はすくないんですよね
いい音楽は多いんですが…
これはすごい
なんか、中学のとき初めてBeatles聴いたとき
高校のとき初めてジミヘンみたとき(もちろんVTR)
最近では
マディ・ウォーターズの長距離電話の字幕スーパーを見たとき
(?)
どうしても最近の刺激的なのは
まだ経験の浅いJAZZの巨匠たちに多いですけど…
現役ではほんと久々ですね
しっかし、質が高い
攻撃的、かつ創造的
なにか、音が空間の中でみるみるうちに
組み立てられていく感じがします
もうこうなるとJAZZなんて小さい言葉に当てはまりません
音楽というより
空間芸術
いや
音の固まり
そう
ただそれだけですね
シンプルに存在だけしている
今私の部屋の中に
巨大な岩がつみあげられて
大西順子城が築き上げられています
ところが
次の瞬間
パっときえて
別の新しい絵が…
けっして夢物語や懐かしみではなく
現在進行形の現代人の葛藤や習慣が…
こころのわだかまってるものなんかが…
決して爽やかさはなく清々しさはなし
ドクドクと血が流れるのと同じリズムで
別の血が輸血されてる感じ
こういうのが本来のBlueってことですかね
そういう意味ではこれこそBlue Note
これぞJazzなのかも
高いバーでおしゃれに鳴ってる生ピ演奏
(それなりにすごいのではあるのでしょうが)

ラーメン屋でちゃらちゃら鳴ってるジャズなんて
(このCDがかかってたりして)
そんな、みょうにジャズごっこなれした日本のリスナーに
メガトン級の原爆がいま投下されました!

Junko Onishi / Baroque
1.Tutti
2.The Mother's (Where Johnny Is)
3.The ThreePenny Opera
4.Stardust
5.Meditations For Pair Of Wire Cutters
6.Flamingo
7.The Street Beat/52nd Street Theme
8.Memories Of You