エリック・クラプトン/クラプトン2010/10/07 20:14

秋の夜長に
クラプトン
まあ
今風クラプトンではあります
いかにも売れそうな
いかにも今のクラプトンの
優しいおじさまイメージを
そのまんまサウンドにした感じ
でしょうか
ヤードバーズ、ブルースブレイカーズ、クリーム、ブラインドフェイス、デレク&ザ・ドミノス…
ロックの歴史を刻んできた
あの頃のクラプトンファンとしては
最近の意味の分からない人気は
どうも理解できないところではありますが
そこもまた、クラプトンの活きてる意味なのでしょうね
なんせ、当時の伝説の人たちは
ほんとに伝説になってしまってるってーのに
酒や薬にどっぷりの彼は未だに生きてるんですよね
なーんていまさらクラプトン論なんていったところで
みんな知ってますからね
このアルバム
クラプトンって
ブルースになってきたなー
って感じがします
えらそうに言っちゃいますけど
こんなに自然に音楽してる
こんなに自然に歌ってる
これぞクラプトンのブルーズ
なんでしょうね
おちついて聴けます
別に黒人ブルースじゃなくても
別に60年代ロックヒーローじゃなくても
今やれる音楽を
今やれる人たちと
じっくり演奏し、じっくり歌い上げる
なんとも秋の夜長にはいいですね
ニューオリンズジャズ風な感じが
こんなにもクラプトンの歌に合うとは…
スリーコード+1ぐらいがエリックにはよく似合う!
70年代のレイドバッククラプトンファンとしては
いい感じの適当さ…
もちろんドブルーズも力が抜けてていい感じですけど
やっぱかっこいいね!

Eric Clapton/Clapton
1. Travelin' Alone
2. Rocking Chair
3. River Runs Deep
4. Judgement Day
5. How Deep Is The Ocean
6. My Very Good Friend The Milkman
7. Can't Hold Out Much Longer
8. That's No Way To Get Along
9. Everything Will Be Alright
10. Diamonds Made From Rain
11. When Somebody Thinks You're Wonderful
12. Hard Times Blues
13. Run Back To Your Side
14. Autumn Leaves