一聴一嘆

平泉に行ってまいりました。
平安〜鎌倉と
奥州に栄華を誇った藤原氏の都…
月見坂をのぼって
八幡堂、弁慶堂等を通って、本堂へ
現在は本尊の阿弥陀如来坐像がありました
おもったより大きいですね
でもやさしい！
讃衡蔵には薬師如来２体と千手観音
ふだんはこちらに阿弥陀如来が真ん中にあって
３体がでーんと座っているとのこと
力強いですね、でもやさしそうです
漆の上に金箔という豪華なつくりは
当時の藤原氏の権力の大きさが伺えます。
もうちょっと奥の方に金色堂
仏像こそ小さいものの
なんともきらびやかな…
金箔はもちろんのこと
巻柱の模様が綺麗なこと！
夜行貝ということで
マーティンギターのインレイと一緒？
キンキンした感じに重みと華麗さを加えておりました。
四代の遺体が安置されているとのこと。
高ーく繁った杉の大木と紅葉（まだ青かったです）
まぶしい木漏れ日にひんやりした空気…
平安、鎌倉〜
時代をこえ、なにかが語りかけてくれてます

中尊寺のあとは
毛越寺へ…
こちらは大泉の池がすごい
浄土庭園
入った瞬間、世界がぱーっと開けたような感じで
なんとも開放的な、
そして、なんとも浮遊感のある、
なんとも優雅な庭園です
これが極楽浄土かーっ
無駄がなく、それでいてゆとりがあり
平安って感じですねー
平泉自体、京都というより奈良に近い感じ？
小さいながらもちょっと貴族的ながら
厚い仏教への思いが感じられる
奈良よりもコンパクトな京都？でしょうか
曲水の宴で有名な、遣水のなんと優雅な…
美しいっていいですねー
当時の、武家と公家がまじったような
静かでゆたかな奥州の平安を感じたような気がします