支那ソバ かづ屋2007/02/03 22:35

kaduya
支那ソバ かづ屋
目黒の本店に行ってきました。
五反田に支店があるようで…
2年ぶり、いや3年ぶりぐらいですかね。
目黒駅からちょっとあるので(徒歩10〜15分)
いつも途中の店に入ってしまうんですよね。
権の助坂降りて山手通りを左(東)に行ったところ。
目黒の川橋のところの交番(日の出学園の前)の斜めの道入って行って山手通りにぶつかったあたり(ちょっと西に戻るかな)。
気を抜くとすぐ行列になるので、11時開店すぐか、昼過ぎに行ってました。
車で行ってたんですが、最近は駐禁うるさいので、ごぶさたしてました。
あいかわらずの満員の店内でしたが並ばずすんなり入れました。
セーフ!
ラーメンは並びたくないですね。だって1000円以下の食べ物ですよ。
(築地の寿司は散々ならんでるくせに…)
カウンターで待つことに…
結構、老舗ですが、調理場はピカピカ清潔ですね。
なんか最近汚い厨房はいやですね。
それと白い仕事着が最近では珍しいですね。
若いラーメン屋さんはみんな謀った様に黒のTシャツに帽子。
ほんとバカの一つ覚えに感じます。よごれが目立たなく清潔感出したいんでしょうけど、反対に汚く見えちゃう。
でも「かづ屋」は違う!
そしてなんてったって違うのが、店主の手つき。
そうです、昔ながらの大釜に麺を入れて、上げる時は平たいザル?網のオタマ?でお湯を切るんですよ。
今風の店はどこも1玉づつ入る網に入れて、ゆであがったら「ツバメがえし」とかなんとかいって、厨房中にきたないお湯を飛び散らかしてよろこんでますが、オンとこれもちょっとまちがえると不潔きわまりないですよね。(それでいて麺の表面が結構ねっとりしてる時が多い)
久々拝見しました。いとも簡単にちょいちょいって…
さてさて目の前には、チャーシューワンタン麺です(久々だったのでちょっと奮発)
支那そばだ〜!
うまい!
やっぱりここのが一番合うかな。あんまり詳しいことわかりませんが、いわゆる中華そば、支那そばですが、和風ではありませんのでやっぱり鶏ガラベースでしょうね。たぶんカツオ系がはいっていゆかな。まあいいや。
ほんとうまいや(思い出しながらもう一度味わってます…脳で)
しっかりしてますね。味が軽くない。もちろんラーメンですので、軽やかにするするってたべれますが、あっさりせてもしっかり味わえます。
でもはっきりいって支那そばです。それ以上ではありません。それでいいのです。
それでいて重みが…
店主の自身と経験と技がこのラーメンという安い食べ物をおいしくしかもそんなに肩肘張らず食べれるようにしてるんですね。
いい味です。スープ最後まで呑まないともったいないです。
ちなみにワンタンは肉いっぱいです。大きいです。5個?入ってました。チャーシューは本格焼豚です。煮たやつでは無いと思います。肉汁がうまい。でも流行のプルプルではなく、しっかりと噛んで食べる焼豚です。うまい!
満足です。やっぱかづ屋うまいわ!
ほんと普通のラーメンです!

バッハ珈琲 苺ショート2007/02/03 22:37

bach  ichigo
外出ついでに南千住のバッハ珈琲へも久々に行ってきました。
えらい遠いじゃねーかって?
そうです。えらい遠くても行くんです。
珈琲豆がなくなったので久々にバッハブレンド買ってこようかなと思いましてね。
移動時間はi-PODsuffle旧型で「ブルーズ」のお勉強しながら…
電車の中で多分時々しかめっ面してうなってたかも。
日比谷線で南千住へ到着。
ここもおもしろいまちですね。
バッハさんのあるところは泪橋の交差点わたったところなんですが。
これって「あしたのジョー」の丹下拳闘ジムのあったあの泪橋だと聴いたことがあります。
(ほんとかね)
いまでも肉体派の労働者が多く、道歩いててもほとんどそういう人です。
道沿いに呑み屋さんが多く、朝や昼から開いてるところが多く、
疲れた体を一杯やっていやして…っていう光景を見ることが出来ます。
橋自体は無く、ジョーやサチのいたドヤ街ではありませんが、
浅草、吉原とちょっと近い(かなりあるかな)、なんともこれも都会の一部だなという雰囲気のある街です。
そんな中にある「泥酔者禁止」の正しい店「バッハ」。
珈琲の豆の種類とか味とかよくわかんないので
おきまりの「バッハブレンド」。
ブレンドは店主が決めた配合ですからいわゆる店の一番おいしいやつですよね。
どうもストレート珈琲にやたらこだわるのは知ったかぶりしたがりの日本人だけらしいですよ。
まあひとそれぞれ楽しみ方がありますのでストレート派の人、気を悪くなさらずに…
折角泪橋わたって来たんだから、ということで
ケーキたのんでみようっと。
以前はチーズケーキが絶品でした。
今日もありましたが、ここはあえて王道「苺ショート」ください!
出てくるまで、Manish Boyの歌詞カード見ながら、「I'm a man…」って
ちょっと胸はってしかめっ面してたら、
きましたきましたイチゴちゃん。
一気に良い子ちゃんの顔に…
先ずは久々のバッハな味おば…
〜っあ〜っ!
いい香り、いい味!
そしてぼくのイチゴちゃん
スポンジふわふわ
一口ほうばると、クリームかる〜い!
こりゃいいわ!星みっつです★★★!
余韻のうちにバッハも一口…
なんとこのマッチング。おそるべし!
くだものあんまり食べない私ですが、この苺がまたおいしい。
ケーキの邪魔じゃなく、一部ですね。
苺ショート…さすが永遠のアイドル。
物好きな私はまた何ヶ月後かに来ることになるでしょう。
かえりは「泪橋を逆にわたり」ましたとさ。
ジョ〜!

炎の導火線=ヴァン・ヘイレン2007/02/07 22:15

van halen
80年代
ギターのIT革命や〜!
なんか、右手でギター弾く奴がおるでー!
そいつ左利き?
アホか!
顔がよっちゃんに似てるらしい(よっちゃんが後だってば)
当時
ギタリストといえば、ベック、ペイジ、クラプトン、ジミヘン、リッチーと
おおよそ相場は決まっていました。(もちろん他にもたくさんいましたが…)
衝撃的な登場でした!
何せ炎の導火線ってくらいですから。
今改めて聴いても良い音してますね。
この抜けの良い歪み…
キンモチ良い〜
1曲1曲が結構個性的で、印象的。
アルバム全体の完成度が高いです。
本当にデビューアルバム?
さすがジーンシモンズに見いだされただけはある。ふむふむ…
よけいなサイドギターを極力入れてないところがシンプルでいい。
しかしよくここまで弾けるもんですね。
こりゃギター1人で充分!
これまでのギターヒーローは、しかめっ面した泣きギターか、悪魔的な3連を多用したハヤ弾きでしたが、
エディはちがう!
隣のお兄ちゃんが笑いながら弾いてるのじゃー。
「悪魔のハイウェイ」の様に超ヘヴィーなものもありますが、
さすがそんじょそこらのヘビメタバンドとはちがうビッグVは
「おまえは最高」のように明るい曲もやるのだ。
「アイルクリームマン」のようなアメリカ人しか出来ないカントリーブルース(ロックンロール)がまたイカすのだ。
でもやっぱり「悪魔のハイウェイ〜暗闇の爆撃〜ユーリアリーガットミー」のあたま3発はすごいですね。
暗闇…なんて邦題も凄いですけど…(ジョンイル、覚悟!ブッシュ、参ったか!)
泣きじゃなくて、飛びギターでしょうこの人は、いや笑ギターかな…
ガンを克服して活動再開しているようですが、
またちょっと音沙汰無し?
デイヴも出たり入ったり、たしか今またサミーですよね。
またいつか生でストライプ入りギターを聴ける日が来ますよね。(ウルフギャングじゃなくてね)
がんばれエディ!

VAN HAILEN 1978 Warner Bros. Records Inc. P-10479-W
Side:A
1.RUNNIN' WITH THE DEVIL 悪魔のハイウェイ
2.ERUPTION 暗闇の爆撃
3.YOU REALLY GOT ME
4.AIN'T TALKIN' 'BOUT LOVE 叶わぬ賭け
5.I'M THE ONE
Side:B
1.JAMIE'S CRYIN' ジェイミーの涙
2.ATOMIC PUNK
3.FEEL YOUR LOVE TONIGHT おまえは最高
4.LITTLE DREAMER
5.ICE CREAM MAN
6.ON FIRE 炎の叫び

Vocals David Roth
Guitar Edward Van Halen
Drums Alex Van Halen
Bass Guitar Michael Anthony

ポコちゃん2007/02/08 23:14

poco
わたしのピックケースはなんとあの今話題の不二屋の
ポコちゃんです。たしかペコちゃんの年上の恋人。
ピックケースとしてはかなりジャンボですが
ピック以外にも、スライドバーとカポタストまで入ります。
缶です。
かれこれ20年は使ってます。
最初は、ミルキーが入っていました。
ペコちゃんが赤でたしかセットで誰かが買ってきたのをもらったんだと思います。オレが買う訳が無い。
なぜか、ポコちゃんの笑顔にひかれて。今日まで使っています。

タイトル変更2007/02/12 14:26

当BLOGのタイトル変更いたしました。 とはいっても「一聴一嘆」は変わりなく、 サブタイトルなどとりはらってシンプルにしただけです。 今後とも 一聴一嘆 嘆き続けますので、よろしくお願いします。

アンド・ディス・イズ・マックルウェル・ストリート2007/02/12 16:11

and this maxwell street
ドキュメンタリー映画「アンド・ディス・イズ・フリー」の音源だそうです。
ロバートナイトホークと初めての出会いになりました。
舞台はなんと1964年、シカゴのマックスウェルストリート。
東京オリンピックの年、私、1才でございます。
路上ライヴです。
ライナーについてる写真見ながら聴いてますが、
血がたぎってきます。
生活のための音楽。
でもそんな切羽詰まった感じは無く、音楽に一心不乱にのめり込んでるミュージシャンたち。
のりのりパワーで、ゴリゴリのブギーで押しまくりです。
やっぱ、歌がいいわ。
ナイトホーク以外でも
7.Big John Wrencher-Lucilleが御機嫌。
1.Johnny Young-The Sun Is Shiningも渋くきまってます。
8.Arvella Gray-Corinna, Corinnnaのようなカントリーブルースもいい。
9.Carrie Robinson-Power To Live Rightはタンバリン、ギター、(フィドル?)
にあわせて、コールアンドレスポンス、絶叫で永遠と歌いまくり。アフロじゃー。
かっこいいー!
ほとんど学園祭のりのストリート、いやいやこんな良い音楽が次々やってるなんて、もったいなや、もったいなや…。
でもやっぱり親分ナイトホークス、重量感抜群。ギターがうなりまくり!強烈です!。
ほとんどギター、ドラム、歌、ハープぐらいで、ベースがはいってない。
聞こえないだけかな。ギターが低音挽いてるようです。
ギター2本とドラムの編成は、当時珍しくないですので、現代人の我々はちょっと戸惑いますが、
ここまで図太いギターと強烈なビート感があれば特にベースも必要ないですね。すごい!
拍手があったり、街の音が所々はいってて、ストリートまるだし。
さわやかコーラス少年やチャルメラジャズ花盛りの現在の東京界隈では考えられない、
ゴツゴツ、ゴリゴリ、魂オンリーの音の固まりストリート!!
なにせ2枚組。いっぱい見せ所聴かせどころがあって…
ライナーで当時のこと見ながらきくとまたおもしろい。
マイクブルームフィールドが映画製作についてかなり深く関わっているようです。
読むのちょっとめんどくさいので、もうやめ。
ダスト…だー!
金切り声がいいなー!
たまにジャジーなのがあったりするのがまたアメリカ。
4.James Brewer Group-When The Saints Go Marching Inまであり。
ジャンルなんて関係ないブギウギなリズムには、からだがかってに反応してしまいます。
祝日の昼から、まずいのにつかまっちまったー!
ひたいから一筋の黒汁がー。



And This Is Maxwell Street P-VINE RECORDS PCD 5527/28
Volume One
1.Johnny Young-The Sun Is Shining
2.Big John Wrencher-Can't Hold Out Much Longer
3.Carey Bell-Juke Medley
4.Rodert Night Hawk-That's All Right
5.Little Arther King-Red Top/Ornithology
6.Carey Bell-Maxwell Street Jam
7.Big John Wrencher-Lucille
8.Arvella Gray-Corinna, Corinnna
9.Carrie Robinson-Power To Live Right
10.Robert Nigh Hawk-Cheating and Lying Blues
11.Robert Nigh Hawk-Honky Tonk
12.Robert Nigh Hawk-Dust My Broom
13.Robert Nigh Hawk-Peter Gunn Jam
14.Robert Nigh Hawk-I Need Love So Bad
15.Jonny Young-All I Want For My Breakfast
16.Robert Nigh Hawk-Take It Easy, Baby
17.Unknown-Long Gone John

Volume One
1.Big Mojo Elem-Mama,Talk To Your Daughter
2.Carey Bell-I'm Ready
3.Carey Bell-Carey's On
4.James Brewer Group-When The Saints Go Marching In
5.Robert Nigh Hawk-Back Off Jam
6.Arvella Gary-John Henry
7.Robert Nigh Hawk-Anna Lee/Sweet Black Angel
8.Big John Wrencher-Love You Tonight
9.Robert Nigh Hawk-The Time Have Come
10.Carey Bell-Cruisin' In A Cadillac
11.Robert Nigh Hawk-Honkey Hush
12.James Brewer gospel group-I'll Fly Away
13.Fannie Brewer-I Shall Overcome

アナログプレーヤー/DENON DP-47F2007/02/17 22:20

DP-47F
DENON DP-47F
昔はデンオンっていってましたが、
デノンなんですね。
時代だ!
ネッスルがネスレっていう時代ですから、しゃーないか。
東京来てから愛用してます、アナログプレーヤーです。
たまにレコード盤回してますが、
あらためて眺めると、いいもんですね、アナログって。
音もいい感じに聞こえてきます。
もちろん傷やノイズはつきもので、ディジタルに比べると、音自体は悪いのでしょうけど。
生々しいですね。それでいてまろやか。
秋葉原の電気屋で「これ、NHKでつかってるやつですよ」って、のせられて買いました。
片手ぐらいの値段の安い奴です。
でもこれぐらいがちょうどいいかな、マニアじゃないし。
標準的だとおもいます。
使いやすいし(ただMCカートリッジですので、アンプは注意でした)
ちなみに
プリメインアンプ ONKYO INTEGRA A-927
ちょっとガリきてます。
スピーカーはドンシャリ系のロック向け ONKYO LIVERPOOL D-200Ⅱ×2と
まろやか系のジャズ、ブルース向け DIATON DSA-7×2という
小型2セット。(でもほとんど4発ならしてます、ちっちゃい音で)
もんだいは針(カートリッジ)
標準的なプレーヤーなのでやはり台数も多いのでしょう、
針も売りきれ状態が長く、取り寄せ待ちになってしまいます。
そろそろ変え時かな、よくわかんないけど。
在庫1個なのでもう注文しないと…。
レコード万歳!
i-POD慣れしたテーラーでした。
ところで、いま聴いてるのなんだかわかる?

マジック・サムズ・ブルース・バンド/ブラック・マジック2007/02/18 23:25

black magic
DR-47Fにのせてたのは、マジック・サムズ・ブルース・バンドのブラック・マジックでした。
マジック!
この名前で買ってしまった25年前、
ブルースといえばB.B.KINGしか知らなかったころ、
やっとクリーム、ジミへンが理解できた頃、
本物の黒いブルースってどんなんだろうとおもって買ったのがマジックサムとの最初の出会いでした。
なんか、かっこいい響きでしたね「マジック・サム」なんてね。
王様の次は魔法使い!いや手品師?
ロス五輪バスケットで初めてNBAドリームチームが結成された時、
「ねーねー知ってる?エイズだけどがんばってんだぜ、マジックサム!」っていったおぼえがあります。
それはジョンソン!
それだけ私の頭の中にはマジックといえば、ジョンソンでもインクでもなくサムなのです。
「ブラック・マジック」はデルマークからの2枚目。
1枚目は「ウェスト・サイド・ソウル」
構成的にもサムズブルースからソウルフルなナンバーまで似たような感じですが、
こちらの方がブルーかな
けっこうしつこくブルーズしてますね。いいぞ
この人声がいいです。
音程をはっきりとるので、ちょっと教科書っぽいけど、
そこらへんがちょっとブッキッチョでぶっきらぼうで…でも、結構切れてます!
切れ味はバッチリ!スパット来ます!
声がギター的な感じがします。
ギターが声っぽいひとは多いですが、この人は声がギターっぽいですね。
ロバートクレイのギターの音なんかそっくりですね。
生々しくて、艶やかで、1音1音はっきりしてて、それでいて切れがあって、黒い!
69年っていえば鉛軍がでたころ、
音楽業界が大きく移り変わる頃ですね。
サムさまもドップリどろどろブルースだけじゃなくてソウルフルでポップな曲も盛り込んでるところは
やはり時代の申し子。
いいセンスしてますね。
それもただ軽い訳ではないよ。
もし生きてたらどんなことやってんだろこの人…

Magic Sam's Blues Band/Black Majic DELMARK RECORDS Torio Records PA-6216 1969
Side A
1.I Just Want A Little Bit
2.Whant Have I Done Wrong
3.Easy, Baby
4.You Belong To Me
5.It's All Your Fault
Side B
1.I Have The Same Old Blues
2.You Don't Love Me, Baby
3.San Jose
4.Stop! You're Hurting Me
5.Keep Loving Me Baby

ティー・ボーン・ウォーカー/ストーミー・マンディー・ブルース2007/02/22 21:20

t-born
最近はすっかりブルーズが楽しくて仕方ない年頃です。
マディ、エルモア、マジック…いわゆる剛球、号泣を一直線にひた走ってました黒汁探検家テーラーですが、
今度はなんときん肉マン発見!
ジャケット買いしました。
Tボーンの名前は知ってましたし、オールマンの名演ストマンの元祖なので、お噂はかねがね…
ストマンが予想と違ってたので1年ほどお蔵入りしてましたが、
ついに冷凍庫から、このアメリカ牛は解き放たれたのでありました。
私はすっかり狂牛病!?
もう一枚、超有名な大股開きジャケットも持ってますが(こちらは又の機会)いわゆるモダンブルースの父、
ジャズっぽいエッセンスありーの品のいい演奏の名盤ですが、
この肉ジャケの方は、ロック(あおもり名産シャモロック?)!
見てくださいこの肉!
腐ってまっせ絶対!固そー!
Tボーンなのに方っぽうのフィレだかランプだかがない!
骨は腐って化石状態!
このジャケットのエッセンスのまんまの、黒汁ロック!黒汁ブルーズです。
いい感じの腐りかけ(渋さ加減でしょ)
適度な悪臭(ソウルな香りだろ)
そしてなによりT−ボーン本人の顔。決して一人では見てはいけないピテカントロプスーエレクタス顔!
いい味だわー!
けっして絶叫したりしないけど、
肉汁が滴り落ちて煙がジューっと上がるがごとく、
ちょっぴり焦げ目がついた、固い赤身の肉…
なんともこたえられない匂いがするアルバムです。
チューブアンプのちょっと焦げた感じがピテカン調の声によく合ってます。
聴きごたえありますが、聴きやすくもあります。
さすが1年間熟成させただけあって、いい塩梅になりました。
ブルーズという巨大で難解な食材の扉を、またちょっとだけ開くことが出来た
キッチンテーラーの料理教室でした。

T-Bone Walker/Stormy Monday Blues Charly Music Ltd. CR 30144 STEREO
Side:A
1.Stormy Monday Blues
2.All Night Long
3.My Patience Keeps Running Out
4.Glamour Girl
5.T-Bone's Way
6.That's Evening Train
SideB
1.Louisiana Bayou Drive
2.When We Were Schoolmates
3.Don't Go Back To New Orleans
4.Got To Cross The Deep Blue Sea
5.(You'll Never Find Anyone)To Be A Slave Like Me
6.Left Home When I Was A Kid

ブルース・ジャム・アット・チェス VOL.12007/02/28 23:26

blues jam 1
フリートウッド・マック
バディ・ガイ
ウィリー・ディクソン
オーティス・スパン
シェイキー・ホートン
J.T.ブラウン
S.P.レアリー
ハニー・ボーイ・エドワーズ
凄いメンツです!
正直半分は知りません。
ライナー見てびっくり!
ライナーが裏ジャケでまたびっくり!
ちょっと前、BSでやってたフリートウッドマックを
いまさらやっと見終えて…
初期かっこいー!
もちろんスティーヴィーニックスの後期大好きですけど
初期、いいぞ初期!
ピーターグリーン見とけばいいかな、なんて安易に眺めていたら
なんとジェレミー・スペンサーのエルモア調のなんとカッコいいこと!
ノックアウトでございます。
で、
さっそくこのセッションアルバムです。
TVでやってたエルモア調ジェレミーちゃんのB1
いかすぜまったく
なにせ本家エルモアのブルームダスターズ、J.T.ブラウンと競演!
鼻汁ものですぞこれは!
チューブアンプで歪んだ12連。最近は3度の飯の次に12連!やっぱり人間飯は大事。
今年インフルエンザかかんないのはこの12連のせい?
ウィリー・ディクソンのウッドベースがまたいい味です。はっきりいってチューニング狂ってます。
でもカッコいいからゆるしちゃう。
いやいやそれだけではありません。
放送ではギターの弦切れた間に暗く一人演奏してたピーター様でしたが(でも貫禄)
A1でいきなりそのブルース魂まるだしです。これもまたすごい!
余裕のよっちゃん、うまいぞピーター。しかもギターが枯れた良い音。これぞLP59。
そして歌がうまい。これぐらい歌えたら気持ちいいでしょうなー。
ハーモニカのシェイキー・ホートンさんもいいですねー。A5
ピーターのギターといい感じに絡みます。
音色も、プレーも。
B5では歌まで歌ってますが、これがまたおつでして。
オーティス・スパンのピアノがはいればおいしいジャンバラヤの出来上がり!
ちょっぴりスパイスがきいてて、手軽でいながら安くて旨い。なんと奥が深い庶民派料理!
みんな楽しそう!いけいけブギウギ!
と、おもったらヘヴィーで濃厚な脂身たっぷりのビーフステーキ登場。B6
ロイクもロイシもみんな脂まみれじゃー
A6にはギターバディことバディガイまで登場!
スネアもウッドもハープもサイドもみんな祭り囃子。
バディはやっぱり祭り男、ブルース界のサブちゃん!
白人ブルースバンドとシカゴブルースの重鎮達が繰り広げるスタジオの中でのブルーズ祭り…
何度聴いても楽しくなります。
も一回ジェレミーちゃんのB1きいたろ

BLUES JAM AT CHESS, CHICAGO Vol.1 CBS/SONY RECORDS INC. SONP 50222
SIDE A
1.Watch Out
 Peter Green(Vo.G); Danny Kirwan(G); John McVie(B); Mick Fleetwood(Dr)
2.Ooh Baby
Peter; John; Mick
3.South Indiana-Take 1
4.South Indiana-Take 2
5.Last Night
Peter; "Shakey"(Har); Danny; John; Mick
6.Red Hot Jam
Peter; "Shakey"; Guitar Buddy(G); Honey Boy Edwords(G); Willie Dixon(B); Mick
SIDE B
1.I'm Worried
2.I Held My Baby Last Night 昨夜彼女を
3.Madison Blues
4.I Can't Hold Out
 Jeremy Spencer(Vo.G); J.T.Brown(TSax); Willie; John; Mick
5.I Need Your Love 君の愛を僕に
6.I Got The Blues
"Shakey"(Har.Vo); Peter; Danny; Otis Spann(P); John; s.p. Leary(Dr)