フラーコ・ヒメネスのアコーディオン Flaco Jiménez/Arriba El Norte2007/01/14 10:54

久々の休日(先週もありましたが…?)
ゆっくり起きて、
久々、なんとも気持ちいい朝…
こんな時、ヘヴィメタやプログレ、ましてや黒汁ブルースなんてもってのほか!
テーラーさまでも爽やかに過ごしたいもので
軽いJAZZもいいですが、朝食のお供にアコーディオンの音色はいかが…?
タワーレコードではテックス・メックスの欄にありました、
フラーコ・ヒメネスおじさん。
私が知ったのはライクーダーのライヴ。
http://taylor.asablo.jp/blog/2006/01/27/228374
テックスメックスはテキサス、北メキシコの音楽。
メキシコ流に言えばムシカ・ノルティーニャ。ノルティ〜ニャってか
テキサスって西部劇=ガンマン=カウボーイの印象ありますが
(ダラスカウボーイズがあるぐらいだから)
メキシコ色の強いところらしいです。
そういえばテキサスブロンコ、テリーファンクもラテン系の性格
スティービーレイヴォーンの衣装は闘牛士みたいだし、
なにせあのアメリカ合衆国から独立しようとしてたぐらいだから。
アメリカのなかでもとりわけメキシカンな部分があるらしいです。(テキサスといってもだだっぴろいですからピンからキリまであるでしょうが)
そんなところで生まれ育ったフラ〜コさん
どうも痩せっぽちっていう意味らしいですが
音を聴いていかにもアミーゴ!
明るいよ。
悩みないよ。
私もよく「テーラーさん悩みなさそうな顔してていいね」っていわれます。あほか。私だって人間じゃ!
たぶんヒメネスおじさんもおんなじかな。
長年つちかったアコーディオン人生があるから、ここまでみんなに幸せを感じさせる音を出せるんでしょうね。
構成はアコーディオンとメキシコの12弦ギター、ベース音はこれかな。
スネアも入っているので、もしかしてベースもあるかも(でも音圧はあまりない)
軽やか!
そして全部同じ曲!
あくびしてちゃいけません。
これに耐えてこそルーツミュージックの土着性が理解できるというもの…(なんて、どうでもいいか)
1曲目はライクーダライヴでもやってる曲で出だしが印象的
ライヴではスリリングな演奏で火花をちらしてたフラ〜コさんとライさん
このアルバムはすべて2分ちょっと。初期ビートルズかとおもいましたが
いさぎいいぜヒメ爺さん。
前歯の銀歯がキラリと光る、奇妙な頭の薄ら笑い…
いいぞ!おじさん!
最近気がついたのは、ハーモニカってアコーディオンと似た音だと思ってたら、
やっぱり同じような構造らしいですぞ。
ということで、朝食 いやブランチとりながらフラ〜コヒメネス聴いて
のんびり過ごす日曜日…
あ〜しあわせ、しあわせ
(だれもじゃますんじゃねーぞ!)

Flaco Jiménez/Arriba El Norte 1989 Rounder Records CD 6032
1 .Viva Seguin
2 .Los laureles
3 .El rosal
4 .Arriba El Norte
5 .Rayite de luna
6 .Brincando cercas
7 .Camino Real de Colima
8 .Los recuerdos del troquero
9 .Hasta la vista
10.Estoy prisonero
11.Los naranjales
12.Clavelito, Clavelito
13.La rosa nagra
14.Adios, Muchachos