宝生流能楽公演 第六回 七葉會公演 「融」2025.11.29.sat.14:00start.宝生能楽堂2025/11/29 18:48

宝生流能楽公演 第六回 七葉會公演 「融」2025.11.29.sat.14:00start.宝生能楽堂
初めて能を鑑賞しました
生音です
よく響く素晴らしい声
大きい鼓が小さい鼓より
甲高い音なんですね
早踊りの時は
さすが打楽器 いいリズム🎵
なんと言っても笛の音にびっくり
一人なのに
特に決めの甲高い音は
空気を切り裂くほどの凄まじい音
素晴らしい👍
動きはゆっくり
舞台上を歩き回りたまにリズムに合わせて
トン!トン!と足踏み
基本の動きはそれだけ
それだけだけに
隙なく重厚に華麗に気品高く演舞するのが
難しいんだろうなと思いました
能「融」とおるでは
能面(おもて)を被っての演技
種類は約200種以上
翁面、老人、男、女、神、鬼など、
役柄に応じて使い分けられるもので
無表情に見えても、喜び、悲しみ、怒りなど、様々な表情を表現してます
今回は最初
尉面・じょうめん(老人)の小尉 こじょう
後半から
女面・おんなめんの小面 こおもて(だと思います)
が使われてました
今回は最初に解説がつき
パンフももらったので
大筋はわかりました
独特の音階により
なんとも言えない脳波が出てたようです
心の洗浄されたような
ちょっとふわーとした感覚になってました

鑑賞後は水道橋の
さばめしの鯖匠で
さばめしをいただきました
薬味入れて、最後はお茶漬け
さばのひつまぶしですね
美味しかった


演目
1●連吟れんぎん「四海波」しかいなみ
主に「平和な世の中」を意味する言葉、または「高砂」という謡曲の一節の通称など

2●舞囃子「邯鄲かんたん」盤渉ばんしき
人生に悩む青年・盧生(ろせい)が、旅の途中で「邯鄲の枕」を借りて眠り、夢の中で皇帝として栄華を極めるものの、それは粟(あわ)飯が炊ける間の儚い夢だったと悟る物語です。夢から目覚めた盧生は、人生の無常を悟り、満足して故郷へ帰っていきます。

3●舞囃子「紅葉狩」急乃舞きゅうのまい
帝の命で戸隠山の鬼女退治に向かう平維茂が、紅葉狩りの酒宴に招かれ美女に酔い潰されるが、夢で神剣を授けられ、覚醒後に鬼女を退治する物語です。前半は妖艶な美女の宴と舞、後半は維茂と鬼女の激しい戦いが描かれ、スペクタクルな展開が魅力の演目です。

4●舞囃子「松風」
在原行平に寵愛された海女・松風と村雨の姉妹が、行平への恋慕の執心から幽霊となり、旅の僧に形見の衣をまとい舞を舞う物語です。僧が須磨浦を訪れ、松風が在りし日の行平の面影を松に幻視して狂乱の舞を舞い、そして二人の海女の霊は僧に弔いを頼み、夜明けと共に姿を消します。

5●仕舞「八島」
源平合戦の古戦場・屋島を訪れた旅の僧が、源義経の亡霊に出会い、かつての戦の模様を聞く物語です。老いた漁師の姿で現れた義経は、僧に戦の様子を語った後、夜の夢の中に現れ、亡霊となって戦の修羅道に囚われ、戦いの激しい様子を再現するも、夜明けにはそれがカモメの群れとなり、義経の霊も消えていくという構成です。

6●仕舞「班女」はんじょ
美濃国野上宿の遊女・花子が、旅の吉田少将と契りを交わし、彼と交換した形見の扇を離さないために宿を追い出され、恋のあまり狂女(物狂い)となって都の下鴨神社で少将と再会する物語です。中国の 班婕妤の故事にちなんだ「班女」という名で、恋の相手を慕う切ない心情と、扇に託す思いが描かれます。

7●仕舞「鵺」ぬえ
摂津国芦屋に宿泊した旅の僧が、鵺の亡霊と出会い、かつて天皇を悩ませた末に源頼政に退治された話を語り聞かせ、亡霊が救済を願う物語です。鵺は退治の功を上げた頼政とは対照的に、粗末な舟に乗せられて流され、この芦屋の里で朽ち果てたことを嘆きつつ、月の光に救いを求め、やがて闇へと消えていくという悲劇的な末路を描いています。

8●能「融」とおるは
旅の僧の前に源融の老人(幽霊)が現れ、かつて源融が都に再現した塩竈浦の庭園の荒廃を嘆き、遊宴の思い出を語る物語です。夜、僧の夢の中に現れた融の霊は、月光の下で遊興の舞を舞い、明け方と共に月の都へ帰っていくという、風雅と追憶をテーマにした幽玄な趣のある曲です。


☆能の豆知識 一能で使っている言葉一
○仕舞(しまい)
シテが紋付袴で「一番の見せ場」を地謡にあわせて舞う
囃子の伴奏はない。装束も面も着けない

○舞囃子(まいばやし)
シテがクライマックスの「舞」を囃子方の伴奏で舞う
出演者全員、紋付袴を着る。シテは装束も面も着けない
・囃子方:全員が床に正座する。
・地謡:舞台右手の地謡座の近くで謡う

○能(のう)
・演者:全員が装束と面を着ける。(役により面を着けない演目もある
・地謡:紋付と袴を着て、舞台右手の「地謡座」で謡う
  囃子方:紋付袴を着ける。
  小鼓と大鼓の演奏者は「床」(折りたたみ椅子)に座る
・後見:付と袴を着て、舞台の奥の「後見座」にいる

○シテ方
・シテ:主役のこと。
・地謡:合唱のこと シテの気持ちや物語の内容を謡で説明してくれます
・後見:舞台で演技をする人の着替や、舞台で小道具を渡したり、お手伝いをします。舞台に大道具を運ぶ人もいます

○ワキ方 
ワキ:脇役のこと

○狂言方 
アイ:「能」では、物語の途中で経緯など詳く説明をして「狂言」というせりふを中心としたお芝居もします

○囃子方:能で楽器を演奏します。
太鼓、大鼓、小鼓、笛(能管)