一聴一嘆

普段聴いたことの無いタイプのものを…
と思って、ジャケット見て買ったのがこれ。
思った通り、いや、思った以上のアバンギャルドさ。
なかなか神経に障るノイジーさがおもしろい？
もちょっと、おとなしめで、怪しく、お洒落かな？
と、思いきや、結構パンキー！
攻撃的、挑発的ではないですか。
ちょうどこういったチャカチャカした感じが欲しかったところなので
いい感じの印象を受けました。
昔はこういうのは嫌いだったのですが…
いったいどういう頭をしてればこういう音楽を作れるのか
不思議だなー
音楽を楽しむ人たちではなく
音、サウンドを使って自己表現してるんですよね。
サウンドパフォーマンス！
でも、けっしてアートではない、絵画ではない。
音楽の域に入ってる。
ですから、聴くことが出来る。
聴いて楽しむ（いろいろな意味がありますが）ことが出来るんですね。
でもそういってるうちに５の後半はほとんどNOISE!
ジミへンがギター燃やしてるときのような音。
鶏ガラスープを煮立たしてしまったような音。
いや、これは、アボリジニのディジュルジュの音…
はっきり言ってこのバンドのことは何も知りません。
でも、この手の感じのなかでも大物なんでしょうね。
なんか貫禄あります。どっしりと重い！
音作りも無駄無くシンプルながら、いい感じにノイジー。
スピード感もあり、LIVE見てみたいです。
LIVE見に来る人も、見てみたいです。
だいたいどのLIVEも見に行く人みてると系統がわかりますよね。
まあ、ジャケットのような、'70風ポップなクールな痩せた兄ちゃんがいっぱいでしょうね
そうです。デブはいないんですよね。これまた不思議だ。
この手の音に脂肪を吸い取られてしまうんでしょうかね。
クラシックロックあがりのおじさんロッカーにとっては
なんとも新鮮な、ちょっぴりはまった
ソニック・ユースでした。

Sonic Youth/Goo 1990 The David Geffen Company UICY-2116
1.Dirty Boots
2.Tunic
3.Mary-Christ
4.Kool Thing
5.Mote
6.My Friend
7.Disppearer
8.Mildred Pierce
9.Cinderella's Big Score
10.Scooter And Jinx
11.Titanium Expose
12.White Kross(Live)
13.Eric's Trip(Live)
14.Cinderella's Big Score(Live)
15.The Bedroom(Live)