エッソ・トリニダート・スティール・バンド2007/06/17 16:35

esso
カリブの島国
トリニダード・トバゴ
アメリカの石油企業(タイトルの会社ですよ)がトリニダードに残したドラム缶を
現地の人が楽器にしてしまいました。
それがスティールパン!
エッソの16ゲージとやらが音が良かったのだそうです。
本アルバム、当然スポンサーはエッソとおもいきや、
バンド名はただ単にドラム缶にESSOって書いてあったから…
的発想だそうです。
なんともおおらか。
おとにも現れてますよ。
あくまでも底抜けに明るいです。
総勢23人の陽気なカリビアン、音の向こうに笑顔が見えます。
しかし分厚い音。
オーケストラですねこれは。
ドレミに乗っ取った正しい音階。
学校でやりそうな音楽です。
ゆかいな海賊●●の大冒険 みたいな雰囲気です。
大海原を風切って帆を張って力強く進む海の男達!
船酔いなんかしねーぜ!
腹へったらカジキでも釣れってんだ!
ほぼ全曲こんな調子です。
5.Cecilia いとしのセシリアはサイモンとガーファンクルで有名ですが、
全部あの調子とおもえばいいですね。
とにかく明るい、おおらか、こまっけえこと気にしない
音楽聴いてこんな気になるってーのもおもしろいですね。
じっくり一枚聴くのはちょっとつらいもんがありますが、
ながら聴きするにはいいかも
ちょぴり熱いカリビアン魂で大海原を制覇した気分になろう!

The Esso Trinidad Steel Band 1971 Warner Bros Record Inc. WPDR-2325
1.Apeman
2.If You Let Me Make Love To You Then Why Can't I Touch You?
3.Ride On Sammy
4.Simple Calypso
5.Cecilia いとしのセシリア
6.I Want You Back
7.Sabre Dance 剣の舞
8.Come To The Sunshine
9.Erasmus .B. Black
10.If I Had The Wings(Like A Dove)
11.Singer Man
12.Aquarium